紙のにおいについての考察

本屋のにおいといって

 

思い浮かぶのは紙のにおいです。

 

 

リアルな紙の本はデジタルに押されまくってますが、

 

昔から、紙のにおいが好きというのは

 

本屋でよく聞く話です。

 

 

リラックスしてお目当ての本を探していると、

 

結構な確率で

 

トイレに行きたくなったというのも

 

あるあるな話です。

 

 

紙のにおいといえばマックの袋が、

 

いいにおいがするという意見も

 

非常に多いようです。

 

 

考えてみると私自身も思い当たります。

 

 

ポテトやハンバーガー、

 

コーラ(匂いある?)とブレンドされた

 

あの紙袋のにおいは

 

ドライブスルーで購入した

 

帰り道の車内を

 

マック色に染めるほど強烈です。

 

 

ちゃんと換気しとかなければ

 

その後の数日間を

 

その匂いと一緒に過ごすことになる

 

あの匂いです。

 

 

車に残るのは嫌ですが、

 

買ってすぐのあの紙のにおいには

 

確かにいいにおいがします。

 

 

このほかにも包装紙のにおいが好きなど

 

紙、もしくはそこに印刷されたインクの香りが

 

好きだという意見など

 

長年、本屋で勤務していた身としては

 

非常によくわかります。

 

 

お店に到着したばかりの新刊を

 

ビニールの結束から

 

取り出した時の

 

強烈なインクの香りを思い出します。

 

 

そのにおいには、

 

まだ刷りたて間もない商品の鮮度があらわれています。

 

 

少年ジャンプには少年ジャンプの

 

新潮文庫には新潮文庫の

 

それぞれの紙のにおいがあります。

 

 

多分、本の紙質のにおいをかぎわけられる

 

コンテストでもあれば

 

全部言い当てられる書店員も

 

全国のどこかには

 

いるのではないでしょうか?

 

 

 

 

私にはチョット無理ですが…