50歳になって経験した人間の体の不思議とダイエット

 

50歳になりました。

 

 

 

昔は50歳なんて、はるか遠い未来の話と思ってましたが、

 

 

実際になってみた矢先に

 

 

病気で体調を崩し倒れました。

 

 

 

とりあえずおなかのあたりが痛くて

 

 

夜眠れなくなり、

 

 

おまけに生まれてこの方、

 

 

1度も経験したことのない

 

 

究極の便秘状態になりました。

 

 

 

便秘の苦しさとおなかの痛さで

 

 

食べ物もほぼ受け付けない状態となり、

 

 

とても日常の暮らしを送るどころか、

 

 

仕事へ行ったとして、

 

 

まともに働ける状態ではなくなりました。

 

 

 

体が消耗し、これだけ苦しいという状態は、

 

 

経験がなく

 

 

いかに日常の当たり前の健康が

 

 

ありがたかったか身に沁みました。

 

 

 

あまりのしんどさに救急で朝5時に病院へ行き

 

 

CTなどの検査を受けましたが、

 

 

原因ははっきりせず、

 

 

病院についた時と同じ痛みのまま

 

 

何の改善もなく、

 

 

あぶらあせをかきながら

 

 

途方に暮れて帰路につきました。

 

 

 

薬は処方されましたが、

 

 

夜中に3時間おきに痛み止めを飲まなければ

 

 

耐えられない状態で、

 

 

眠れないので消耗するし、

 

 

便秘なので食欲はないし

 

 

このままではまずいということで、

 

 

病院ですすめられた通り、

 

 

大腸の内視鏡検査をやると決めました。

 

 

 

この大腸検査では

 

 

事前に薬の混ざった大量の水を飲む必要があり、

 

 

これがまた非常にまずくて

 

 

吐きそうになります。

 

 

 

しかし、これを飲み切らなければ

 

 

検査が受けられないので、我慢して

 

 

2時間かけて何とか飲み切りました。

 

 

 

検査自体は麻酔をしてもらったので、

 

 

眠っている間に無事に終わりました。

 

 

 

結論としては小腸がただれるほど激しく炎症を起こしていて

 

 

腸炎ということでした。

 

 

 

大事に至らなくてよかったです。

 

 

 

人間の体はストレスなどを受けると

 

 

脳が受けたダメージと同じダメージを腸や胃などに

 

 

もろに受けることがあるようです。

 

 

 

腸管には脳と同じ神経が多く分布し、

 

 

それらは自律神経でつながっているため、

 

 

「脳腸相関」といって

 

 

非常に密接な関係があるみたいです。

 

 

 

また暴飲暴食も腸炎の原因になるようで

 

 

今回、病気で倒れる前に受けた健康診断では

 

 

太りすぎのため、

 

 

健康指導を受けることになっていた矢先でした。

 

 

 

今回倒れたことの不幸中の幸いは

 

 

ほぼ何も食べられなかったおかげで

 

 

体重が健康指導の目標値の5キロまでやせたことです。

 

 

 

おかげで健診を受けてわずか10日後に

 

 

目標を達成することができました。

 

 

 

トータルとしては

 

 

いろいろあわせると

 

 

不思議なバランスで

 

 

体がいい状態に

 

 

戻った気がしています。