日本中で愛される絵本
『ぐりとぐら』の作者、中川李枝子さんがお亡くなりになりました。
私も子どもたちも、大好きな絵本でした。
ぐりとぐらと言えば、何と言ってもあのフライパンいっぱいの
パンケーキを思い浮べる人も多いのではないでしょうか。
森の中でぐりとぐらが動物たちにふるまう、
あのふわふわ柔らかそうなパンケーキを
食べてみたいと、何度夢見たか分かりません。
母になり、子どもたちに読んで聞かせるようになると
その言葉のリズムと、ストーリー展開の巧みさに唸りました。
ぐりとぐらシリーズの中でも
私が一番好きな作品は、
『ぐりとぐらの1ねんかん』です。
一年を通して、四季を楽しむぐりとぐらの様子が
色彩豊かに描かれており、
毎日の生活を大切にしようと思える一冊です。
また中川李枝子さんは、
ジブリの名作『となりのトトロ』オープニングの
『さんぽ』の作詞もされています。
日本人のDNAにしっかりと刻まれ、
これからも時代を超えて愛されるでしょう。
心よりご冥福をお祈りします。