本の紹介「自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」
自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』
しんめいP サンクチュアリ出版 1.650円
2024/4/23
とにかく文章が口語調で軽いです。
サクサク読めます。
哲学って重たいイメージですが、
明るいノリで書かれてるので
入り込みやすいです。
もともとは、noteで
「東洋哲学本50冊よんだら「本当の自分」とか
どうでもよくなった話」が
話題になり、
それを本として出版することになったみたいです。
著者は田舎の神童として東大を卒業後、
大手IT企業に就職したあと、
仕事を辞め、離婚して、ひきこもりになって
東洋哲学と巡り合う
体験をしたようです。
本当に本人が悩んでたどりついたものなので
リアリティを感じます。
またちゃっかりと京大名誉教授に
監修を依頼しているので
信頼感もあります。
ブッダ、龍樹、老子と荘子、達磨、親鸞、空海の
7人の教えを
6章に分けてわかりやすく、
面白く解説してくれます。
悩んでたり、もう1度東洋哲学を勉強したい人に
まさに今、ジャストフィットな1冊です。
7人の偉人はかなりデフォルメされて
少しおふざけた感がありますが
それがまたこの本の魅力となっております。
どうぞ手に取ってみてください。
本当は当社のお客様への
届けたいけど
届け切れていない
紙の本への思いなども
載せたいお話があったのですが
それはまたの機会とさせていただきます。