本(屋)のこと

2024年4月16日|カテゴリー「本(屋)のこと

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2024年本屋大賞が発表されました。

 

前回のスタッフブログでもご紹介した、『成瀬は天下を取りにいく』がみごと受賞しました!!

最高に魅力的な主人公が爽快なこの作品、やはり強かったですね。

関わった人たちをトリコにしていく最高の主人公。すごく元気をもらえるストーリーなのに、

なぜかすごく泣けてくるんです。

 

実はこの作品、すでに続編が出ています。

『成瀬は信じた道を行く』

 

続編を楽しみにしていたファンからは、

「成瀬にまた会えてうれしい!」

「成瀬のままでよりパワーアップしてぶっとんでた!」

という声があがっています。

 

青春ストーリーだけに留まらない、人間を描いた物語です。

ぜひ成瀬あかりに会ってみてください!

些細なことで気に病んでいるのがバカらしくなる、爽快なストーリーで、一気に読めますよ。

 

 

 

2024年3月9日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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新潮社「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈

 

2023年3月17日発売 1,705円

 

 

「成瀬あかり」という主人公の魅力が

 

溢れ出る傑作です。

 

 

もしこんな人が近くにいたら、

 

楽しいし、わくわくするし、

 

間違いなく引き付けられてしまう要素を

 

ふんだんに持っています。

 

 

物語でこういう人物に出会えることが、

 

やっぱり本を読む時の

 

最高の幸せなんだと思います。

 

 

ミステリーの謎解きや

 

真面目で考えさせられるノンフィクション、

 

知識や教養を得られる自己啓発本もいいですが、

 

 

たまにはこういう思い切り楽しめて

 

スカッとできる「成瀬あかり」のような人に

 

会いに行くのもありですね。

 

 

本屋大賞、是非取ってほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年2月19日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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ディスカヴァー・トゥエンティワン『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考』

 

 

井上新八 2023年11月25日発売 1,760円

 

 

比較的、発売の新しい新刊ですが、

 

 

『おっ』と思ったので紹介させていただきます。

 

 

 

著者はブックデザイナー、業界では有名な方のようです。

 

 

 

私は勉強不足で知りませんでした・・・

 

 

 

たくさん世の中に存在する本のデザインをして下さっている方です。

 

 

 

紙の本にとってその存在を彩ってくれる重要な役割です。

 

 

 

その本が目立つか、目立たないか

 

 

売れるか売れないかの別れ目の数%以上に影響を及ぼしています。

 

 

 

1冊の本ができるまでには、

 

 

やはり、いろんな人の手がかかっているのだと

 

 

あらためて感心しました。

 

 

 

さて「続ける」って確かに

 

 

生きていると非常に大事なテーマなのではと

 

 

この本のタイトルを見て思いました。

 

 

 

小さなことをコツコツと積み重ねた結果が

 

 

最終的な成果につながるわけだから・・

 

 

 

そもそも何かをはじめてみて、続けてみないことには

 

 

面白さや大変さなんて何もわかりはしないですものね。

 

 

 

当たり前のことだけど、

 

 

できにくいことについて、

 

 

指南してくれる本が

 

 

最近のベストセラーには

 

 

多いように思います。

 

 

 

そのような本が突いてくるポイントは

 

 

似たような他の啓発本とは違っていて

 

 

鋭い切り口で

 

 

やっぱり

 

 

『おっ』と思わされる

 

 

本が多いです。

 

 

 

『続ける』ということについては

 

 

私も毎朝、くじけそうになりながらも

 

 

体重維持のために

 

 

YOUTUBEで知った

 

 

バックストレッチ20回3セットと

 

 

間に腹筋30回と20回、

 

 

合わせて50回を続けています。

 

 

 

これを続けてこれたことで

 

 

体重が増えすぎることを

 

 

なんとか食い止めていることを思うと

 

 

やっぱり『続ける』って大事だと実感しています。

 

 

 

2023年12月12日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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東洋経済新報社

 

『きみのお金は誰のため』: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」

 

田内 学  1,650円

 

2023年10月18日の発売で比較的、新しい本ですが、

 

読者レビューも高評価となっています。

 

 

お金についての考え方は

 

親の価値観やその人の育った境遇や人生によって

 

人それぞれにさまざまだと思います。

 

 

当たり前だけど、お金は生きていく中で切っても切れない

 

存在です。

 

 

この本は小説(物語)を通して

 

お金の本質についての説明をしてくれています。

 

 

物語なのでわかりやすく、入っていけます。

 

 

 

今までお金に関して当たり前と思っていたことがこの小説で破壊されるかもしれないです。

 

 

是非お勧めしたい本です。

 

 

 

 

 

2023年12月12日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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ポプラ社「じごくバス」有田奈央/安楽雅史1.540円

 

 

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ポプラ社「じごく小学校」有田奈央/安楽雅史1.540円

 

 

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ポプラ社「じごく小学校2 うそつきは転校のはじまり」有田奈央/安楽雅史1.540円

 

 

 

ポプラ社さんからおもしろそうな児童書が発売されていたので紹介しておきます。

 

 

主人公の板図良さんは名前の通り、いたずらが大好きな男の子で・・・

 

ある朝、お母さんに勧められてじごく小学校に通うことになるのですが・・・

 

大体、子どもが好きそうな要素がつまっている感じがする本です。

 

 

「大ピンチずかん」に続く大ヒットシリーズになる予感がします。

 

 

勝手な予想ですが…

2023年12月8日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

お店で試してみたい雑誌について、

 

お客さまよりご要望をいただくことがあります。

 

 

 

「雑誌の宅くん」ではすみやかに変更処理をして、

 

できるだけはやく対応させていただいています。

 

 

ながく置いていたけど、いまの客層と少し違ってきたかなという場合など、

 

ウェブサイトで試し読みしていただき、

 

電話でご連絡くだされば、

 

最速で対応できるように

 

ご手配させていただきます。

 

 

現在、書店の閉店が増えており、

 

近くで気軽に購入できる

 

環境が失われつつあるかと思います。

 

 

そのような場合には

 

是非、皆様のお役に立たせてください。

 

 

何卒「雑誌の宅くん」を

 

よろしくお願いいたします。

 

 

またコミックを大量に在庫されている温泉施設様などで

 

コミックの新刊が

 

バラバラに不定期に発売されるので

 

そのお手配にお困りの場合も

 

当社に

 

お任せいただければ

 

新刊のお手配をさせていただきます。

 

 

そのような形でも是非お役にたたせてください。

 

 

街の本屋さんでコミックの定期を

 

たのむのと同じ感覚で。

 

 

また介護施設様などで紙の本を

 

そろえてほしいといった声がある場合にも

 

お気軽にご相談ください。

 

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

2023年10月13日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

雑誌の宅くんでは

 

毎週木曜日に

 

雑誌の発送をさせてもらっておりますが、

 

その日の朝に

 

入荷した荷物も当然、

 

荷物に含めて発送させていただいております。

 

 

しかしながら、当日入荷した荷物の中に

 

これはひどいという状態で届けられる雑誌も

 

ございます。

 

 

その日もいつものように

 

入荷した荷物を開梱して

 

仕分けしておりました。

 

 

まずは大口チェーン店様の荷物を

 

別の台車に分ける作業から始まります。

 

 

そしてその他の多数のお得意様の荷物を

 

いったん台車に並べ、冊子付録をはさんだりして、

 

各棚へ配れる状態に準備します。

 

 

その日はそれほど、当日入荷した荷物の量が多くなかったので

 

順調に各棚へ雑誌を配り終えることができました。

 

 

さてここから、個人のお客様へ向けた送品伝票を

 

発行しようとパソコンに向かった時でした。

 

 

大口チェーン店様の担当者が

 

「○○が痛んどるんじゃけど」と岡山弁で言いました。

 

 

見ると○○が確かに角がぐしゃっと潰れてしまっていました。

 

 

それも1冊ではなく、まあまあの数の商品がご臨終でした。

 

 

この商品たちは日の目を見ることはなく、

 

無言で返品用の段ボールにつめられ、

 

埼玉県の返品センターに帰っていきます。

 

 

「仕方ないですね。足りない数を確定して買ってきますよ。」

 

と私は答えました。

 

 

結果的に必要な○○の数は5冊でした。

 

 

幸いにも近所には大型ショッピングモールの共同敷地内に

 

T書店があり、朝の9時からOPENしてくれています。

 

 

この段階では私は安易に○○を

 

パッパと買ってきて

 

発送業務にとりかかれると考えていました。

 

 

さて会社の敷地をでてしばらく行くと

 

小学校前の通学路で時速30キロの区間速度制限の道路にさしかかりました。

 

 

バックミラーでうしろを見るとパトカーが

 

私のうしろからゆっくりついてきています。

 

 

秋の交通安全期間でもあり、

 

ここで50キロくらいで走ったら

 

捕まるのだろうか?と考えながら

 

歩行者は誰もいませんが

 

私は時速40キロくらいの安全運転で走り続けました。

 

 

区間時速制限のエリアを抜けると、

 

そのうちにパトカーもどこかで曲がって消えてしまいました。

 

 

それにしてもそのパトカーは私以上に

 

驚くほどひどくゆっくりな安全運転のパトカーでした。

 

 

そうこうしているうちにやがてT書店にたどり着きました。

 

 

ちょうど9時になったくらいで、

 

従業員の方が入口にのぼりを立てています。

 

 

私は目的を果たすべく、速やかに週刊誌売り場に向かいました。

 

 

見ると目的の○○は薄い雑誌なのですが、

 

平積みではなく

 

面で陳列されていました。

 

 

私は手に取って、なんか少なそうだなと嫌な予感を感じながら、

 

数を数えてみました。

 

 

『1、2、三、Ⅳさつ・・・・』

 

 

やっぱりでした。

 

 

4冊では足りません。

 

 

まわりを見まわしましたが○○は他のどこにもありません。

 

 

私は仕方なく4冊を確保してレジに向かい、

 

ダメもとで

 

「もう1冊ほしいのですが、店頭以外に在庫はないですか?」

 

と尋ねました。

 

 

「すいません。並んでるだけです。」

 

案の定でした。

 

 

さてあと1冊をどうやって確保できるか?

 

時間は朝の9時過ぎ。

 

 

このエリアで唯一、残っている書店はこのT書店のみ。

 

 

私は未熟な頭で考えました。

 

 

コンビニやスーパーなら

 

この時間帯でも

 

開いています。

 

 

あと1冊ならなんとかならないか・・・

 

 

とりあえず目の前のセブンに飛び込みました。

 

 

○○の影もかたちもありません。

 

 

次は通り道にあるハローズに寄ってみました。

 

 

ハローズは店によってはスポーツ新聞も置いてある店があるなど

 

穴場的な存在なのですが、

 

今回寄ったお店は

 

ほぼ食料品専門の普通の品ぞろえのお店で

 

雑誌コーナーさえない規模小さめのお店でした。

 

 

その後も同じようにコンビニ、スーパーを

 

数件はしごしてみましたが

 

どこにも○○の『ま』の字も見つかりませんでした。

 

 

結局、最後の望みでかなり離れた地域の大型書店、

 

K書店にたどり着いたのは10時OPENの15分前でした。

 

 

そのままあきらめて駐車場で時間をつぶし、

 

OPENと同時に○○を1冊確保しました。

 

 

驚いたことに地域の大型書店であるK書店であっても

 

店頭に並んだ○○は5冊のみでした。

 

 

そのうちの1冊を買わせてもらい

 

今回は事なきを得ましたが、

 

おそらく書店での経験から

 

今回○○を買いたい、もしくは毎回買っている方の

 

何人かが、このエリアでは

 

○○を買うことができないという

 

状態におちいったと思われます。

 

 

申し訳ありません。

 

 

今やネットの時代で、

 

ネット上に在庫はたくさんあっても

 

リアルに商品を確保しようとすると

 

まあまあ大変なことになるという事が

 

あらためて身に染みた出来事となりました。

 

 

ちなみに無事任務を終えて

 

会社に戻った時には

 

ほぼ発送業務は終了しておりました。

 

 

他のスタッフの皆さんのがんばりのおかげです。

 

 

手伝えなくてすいません。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年8月21日|カテゴリー「本(屋)のこと

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『婦人公論』が好調です。

 

 

以前は隔週誌でしたが2022年から月刊誌として再スタートしました。

 

 

作家の佐藤愛子や樋口恵子の連載を始め、

 

 

「おひとりさま」「健康」などのテーマで読者を増やしています。

 

 

昨年9月号では相続をめぐってトラブルになりやすい「きょうだい」に焦点を当てました。

 

 

「きょうだいは支えか重荷か」と題した特集は

 

 

多くの読者が自分ごととしてとらえ、

 

 

反響を呼びました。

 

 

ターゲットはもともと50~60歳代がメインでしたが、

 

 

徐々に60~70歳代に変化していきました。

 

 

当社とお取引いただいてる

 

 

カフェチェーン店様も

 

 

月刊化したあと、早い段階でこの雑誌を

 

 

定期にしていただきました。

 

 

 

先見の明がおありだなと感心しております。

2023年7月15日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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新潮文庫nex「世界でいちばん透きとおった物語」

 

杉井光

 

税込737円

 

2023年4月26日発売

 

みなさん、最近、紙の本を読んでいますか?

 

こちらの作品はいま人気の作品ですが

 

その宣伝によると

 

「電子書籍化、絶対不可能。

 

紙の本でしかできない感動」とあります。

 

 

ちょっと気なったので紹介しておきます。

 

 

ネタバレ厳禁なのでそのトリックは

 

実際に手にとって読んでみてください。

 

 

「世界でいちばん透きとおった物語」というタイトルは

 

作家である主人公の父の遺稿のタイトルで

 

物語はそれを探すとこからはじまります。

 

 

 

 

2023年3月13日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

仕事でもプライベートでも、

 

誰かの役に立てるというのは気持ちもいいし、

 

やりがいを感じられて幸せなことだと思います。

 

 

朝の通勤ラッシュで渋滞する車の列の中、

 

反対車線の右折車に道を譲って、

 

渋滞を緩和するだけでも

 

めちゃくちゃ役に立っていると思います。

 

 

毎朝、車の中で耳にするFMラジオのパーソナリティの

 

何気もない日常の話とか、

 

合間にかかる曲名はわからないけど、

 

ちょっとテンションがあがる曲とか

 

どれも今の自分の毎日にとって助けになっています。

 

 

2月から3月にかけては、いろいろ「雑誌の宅くん」としては

 

問い合わせやご注文をいただきました。

 

 

ご成約に至らないケースでも、

 

自分のできる範囲で商品についてお調べして、

 

出版社へ電話をかけ、

 

内容をお客様へお伝えする。

 

どうしたらその商品をお客様が購入できるのか、

 

また市場での在庫状況などを

 

お伝えする。

 

 

ご注文をいただけた場合には、

 

できるだけ早くお届けできるように

 

すぐに手配をかけ、

 

お見積りも

 

時間をかけずにすぐにお調べして、

 

できるだけ早くメールで送る。

 

 

こういうちょっとしたことの積み重ねしか

 

できないけれど、

 

こういったことでお役に立てるように

 

日々、働いています。

 

 

話は変わりますが、

 

うちの両親も高齢になってきて、

 

いろいろ体にも不自由が出てきています。

 

 

いままで世話になりっぱなしなので、

 

ちょっとした頼み事は

 

できるだけ答えるようにしています。

 

 

先日も父を病院へ送っていく約束をしました。

 

 

もともと自分も別の病院へ健康診断を

 

受けに行く日だったのですが、

 

父の病院と重なったので

 

健康診断の時間を

 

少し後ろへずらしてもらって

 

父の心臓病院の受付があく時間まで伸ばしてもらいました。

 

 

今できることはきっちりやっておこうと思います。

 

 

 

 

 

2022年11月22日|カテゴリー「本(屋)のこと

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みなさまこんにちは。雑誌の宅くんです。

 

宅くんにはじわじわと来年の1月号の雑誌が届き始めて、もう1年が終わるのか。。。。

えーーーもう今年も終わりかと焦ったり、早いなぁ、、、と感慨にふけったりしております。

 

皆さま年末の大掃除ってしますか?私は寒いのが大大大嫌いなので、大掃除は秋に終わらせたい派ですpaper

 

少しづつ取り掛かる派の方にも、年末に一気に片付けたい派の方にも、

おすすめの雑誌が発売されました。

 

『天然生活』2023年1月号では、無理なく整う家事の段取りが特集されています。

家仕事の達人たちの工夫と知恵が紹介されていたり、

大掃除を段取りが、わかりやすくよく紹介されていたり。

コタツに入って雑誌を眺めているだけで、まるで掃除した気分になれる。。。

 

って  それじゃあ全くダメですね( ;∀;)

ぜひ参考にして大掃除に取り掛かりたいと思います!!

 

付録は「冬を楽しむベストレシピ」です。

身体も心も温まるレシピが掲載されていますよ。

年末年始にぴったりのおもてなし料理も。

 

ご注文、お待ちしております!

 

 

2022年11月21日|カテゴリー「本(屋)のこと

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12月号の『Sweet』は10色マルチパレットの豪華付録付き!

このパレット、いまとっても話題なのですが、何が凄いのかというと。。。

 

なんとこれひとつで、全顔メイクが完成するんです!

アイシャドウ、アイブロウ、チーク、リップがメイクできて、これさえあれば旬顔の完成せす♡

監修の井原葵さんは、定番のカラーでありながら、今どきの質感にこだわったとのこと。

 

こういうパレットって、使うのは1,2色だったりしますよね?でもこのパレットは捨て色なしですshine

 

ご注文お待ちしていますconfident

 

2022年11月18日|カテゴリー「本(屋)のこと

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『non-no』20223年1・2月合併号は3バージョンあります。

①馬場ふみか&渡邉理佐の通常版

②SPY&FAMILY版

③INI版

 

①と②にはSPY&FAMILYの卓上カレンダーの付録がついています。

お好きなバージョンをお買い求めくださいmaple

2022年11月16日|カテゴリー「本(屋)のこと

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温泉が恋しい季節になりましたね。

 

『旅の手帖』12月号は貸切温泉のある宿特集ですspa

 

全国の温泉処から、選りすぐりの温泉宿が紹介されていますよ~。

 

 

雑誌を眺めているだけで、予約したくてたまらなくなること必須!

 

絶景を独り占めできる露天風呂から、絶品お料理まで。。。

 

日本人のDNAをくすぐられます。

 

 

ご注文、お待ちしていますmaple

 

2022年11月16日|カテゴリー「本(屋)のこと

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12月号の『Casa BRUTUS』は、今話題のジブリパーク特集です。

 

 

ジブリの世界を再現した公園、、、

 

気になって仕方がないですよね~!

 

名作の世界を歩きながら感じられるジブリパークを

 

あいみょんさんのインタビューと写真を交えて特集しています。

 

 

建築物の構想について深く知りたい方はもちろん。

 

いつか訪れる日のために、

 

どの角度から撮影すれば綺麗に収まるのか

 

下調べをしておくのもオススメですよ。

 

 

 

現場の指揮を執った

 

宮崎五朗さんのインタビューもたっぷり掲載されていて、

 

一足先に訪れた方にも

 

大満足の内容になっています。

 

 

ご注文お待ちしています!

2022年11月10日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

キンプリの平野紫耀さんの特集が

 

出版社のカエルムさんより

 

雑誌NYLON JAPANで発売されることになりました。

 

 

この情報を元に

 

お客さまよりご予約をいただいたので、

 

早速、取次(問屋さん)に注文を依頼することにしました。

 

 

ただし雑誌「NYLON JAPAN(本誌) 雑誌コード06891」であれば、

 

通常入荷している雑誌なので、何も問題はないと思っていました。

 

 

ところが少し嫌な予感もしたので

 

検索して調べてみることにしました。

 

 

平野紫耀さん表紙の「NYLON JAPAN」は

 

確かに表紙にしっかりと「NYLON JAPAN」というロゴが

 

表示されていて、

 

本誌かと見まがうばかりなのですが、

 

よくよく見るとその下にglobal issue vol.3という記載がありました。

 

 

調べてよかったと思いました。

 

 

「NYLON JAPAN  global issuue  雑誌コード06892」は

 

一見、同じように見えますが「NYLON JAPAN」の増刊なので

 

本誌とは別物です。

 

 

過去にもこの同じ06892の雑誌コードでvol.1とvol.2が発売しているので

 

こちらを手配することにしてひとます安心しておりました。

 

 

それから10日ほど過ぎて

 

実際にNYLON JAPAN増刊が発売する10月末の雑誌送品予告が

 

取次(問屋さん)よりデータで送られてきたました。

 

 

それを見て愕然としました。

 

 

実は増刊NYLON JAPANにはこの他にも

 

同一の06892の雑誌コードで「CYAN ISSUE」など

 

複数の別タイトルの雑誌を発売していて、

 

今回の場合

 

06892-11(11月号増刊)が「CYAN ISSUE」

 

06892-12(12月号増刊)が「NYLON JAPAN ENHYPEN ISSUE」となっていました。

 

 

この同日に11月と12月の2ヶ月分の増刊を発売するというのも

 

今まであまり見たことがありませんでしたが、

 

何より問題なのは

 

肝心の平野紫耀さんの「global issue vol.3」はどこへいったのか?

 

ということです。

 

 

そこでもう一度、これは失敗した?と思いながら

 

調べ直したところ

 

案の定、13桁のISBNコードが表示されたので

 

この本が雑誌ではなく書籍として発売されることがわかりました。

 

 

発売日は11月11日で、

 

まだ日程的には新刊予約がぎりぎり間に合うタイミングです。

 

 

急いで予約FAXを流して

 

なんとか事なきを得ましたが、

 

冷や汗をかきました。

 

 

平野紫耀さんは人気なだけに

 

最悪、ここを逃すと

 

入手困難になるケースも考えられました。

 

 

間一髪でした。

 

 

書店の立場で言うと

 

いろいろな事情があるとは思いますが

 

今回のようなパターンは

 

心臓に悪いので

 

勘弁していただけたらなと

 

正直思いました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年11月10日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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文春文庫「その女アレックス」

 

 

ピエール ルメトール   979円

 

 

 

少し前ですが2014年のミステリー海外部門の話題作です。

 

 

当時史上初の海外ミステリー部門6冠達成とか、

 

 

日本国内でも「このミステリーがすごい」「週刊文春ミステリーベスト10」など

 

 

軒並み1位を総なめにしました。

 

 

 

それほどの作品ならばどんなものかと気になってはいました。

 

 

とりあえず冒頭部分のみですが

 

 

読ませてもらいました。

 

 

 

なのでミステリーにつきもののネタバレとかは

 

 

心配ありません。(読み切っていないので・・・)

 

 

 

はじめに登場人物の描写にかなり念入りに時間を割いていて

 

 

それがまずこの作品に引き込まれる魅力なのかなと感じました。

 

 

 

特に最初に事件に巻き込まれる

 

 

アレックスの内面(心の声)が少し描かれた後の

 

 

ふいに出くわす残酷な展開、

 

 

無意識に感情移入せずにはいられない、

 

 

連鎖的に襲ってくる速い状況の移り変わりと

 

 

短い文節でのテンポの良い文体で先が気になります。

 

 

 

とにかく少し読んでみただけでも

 

 

この先の結末が気になりました。

 

 

 

ミステリーとしてすでに評価が定まった作品ですが

 

 

物語としての読ませる力も

 

 

訳者の力量を含め、

 

 

素晴らしく仕上がっているのではないでしょうか?

 

 

 

注!(いくらかグロイ描写もあるようですが)

 

 

興味をひかれた方は是非ご一読を!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年10月17日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

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新潮文庫  「暇と退屈の倫理学」

 

 

國分 功一郎    880円

 

 

 

暇とか退屈は嫌ですね。

 

 

何かに夢中に取り組んでいるときが、

 

時間がたつのも早いし、

 

楽しいです。

 

 

仕事も遊びもおんなじで、

 

やることがあって、

 

時間が足りないくらいが

 

ちょうどいいです。

 

 

そういう時は、

 

寝る間を惜しんで

 

やりすぎて、

 

次の日、

 

寝不足でぐったりしたり・・・

 

 

だけど、

 

本当はその暇と退屈と

 

いかにうまく付き合っていけるかが

 

人生にとって

 

すごく大事なことなのかも

 

しれません。

 

 

ずーーーっと

 

走り続けたら疲れるし、

 

少し、ゆっくりとした時に

 

意外と妙案が浮かんだり・・・

 

 

とにかく、退屈と暇について

 

考えていた矢先に

 

ぴったりのタイトルの本が目にとまったので

 

紹介させていただきました。

 

 

人の幸せって

 

どのあたりにあるのでしょうね?

 

 

ちょうどいい忙しさって

 

何でも難しいですね。

 

 

行き過ぎても疲れるし

 

退屈すぎることにも耐えられないし…

 

 

適度に充実した時間を

 

いつも過ごせたら、

 

毎日が楽しいのになと思います。

 

 

この本は哲学書です。

 

 

昔、「ソフィーの世界」という

 

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哲学の入門書がベストセラーに

 

なりましたが、

 

たまにはこういった本たちを

 

人生の暇つぶしに

 

読んでみるのも

 

面白いかもしれません。

 

 

あなたも哲学してみませんか?!

2022年10月15日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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小学館  「大ピンチずかん」

 

鈴木のりたけ  1,650円

 

 

この図鑑は

 

生きていれば出会う

 

さまざまな大ピンチを

 

紹介してくれています。

 

 

さなざまな大ピンチを

 

「大ピンチレベル」の大きさと、

 

 

5段階の「なりやすさ」で分類し、

 

 

その大ピンチの対処法や、

 

 

似ている大ピンチ、

 

 

大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、

 

 

あらゆる方向から

 

大ピンチを 教えてくれます。

 

 

「それあるある」と

 

まわりのみんなと

 

楽しく共感できる内容になっています。

 

 

そういえば

 

私も大学生の時、

 

隣のゼミの

 

ほとんど面識のなかった女の子と

 

 

なぜかたまたま

 

授業の合間に

別校舎に移動する途中、

 

 

少し時間があったので

 

 

樹木が生い茂った中庭にある

 

木をそのまま使ってできたような

 

ベンチに座って

 

 

仲よく話したことがありました。

 

 

さあ次の授業へ行こうと

 

立ち上がった時

 

ズボンのおしりのところに

 

黄色い樹の樹液みたいのが

 

おもいっきり

 

べっとりついてしまってました。

 

 

あれはまさしく

 

人生の大ピンチでした。

 

 

その後、

 

その女の子とは

 

ほとんど

 

接点もなく

 

残りの大学生活を過ごしました。

 

 

お互い縁もなかったのでしょう。

 

 

人生の大ピンチを学ぶために

 

子どもさんにこの絵本を

 

読ませてみたいと思われた方は

 

是非!!

 

 

 

 

 

 

 

2022年10月15日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

最近、困ったことってありますか?

 

 

私はあります。

 

 

仕事でお客様の好きな

 

某アイドルグループの

 

メンバーが表紙の雑誌を

 

お取り置きしないといけないのですが、

 

 

(推しは数人おられます。)

 

 

今まで参考にさせてもらっていたサイトが

 

突然、いなくなってしまったのです。

 

 

そのサイトは

 

「芸能人の名前 雑誌 表紙」で

 

検索すると表示され、

 

対象の芸能人の

 

これから発売の雑誌名が

 

ちょびっと先まで

 

わかるので

 

非常に重宝させていただいておりました。

 

 

案外と雑誌の表紙の情報は

 

直前にならないとわからなかったり、

 

発売してやっと知るケースも多いのです。

 

 

なのでこのサイトがなくなってしまうと

 

非常にアイドルの雑誌表紙指定のお取り置きが

 

困難になりました。

 

 

外商専門なので、一般の書店のように

 

入荷したもので知るにしても

 

限界があります。

 

 

(すべての雑誌が入荷するわけではないので…)

 

 

せいぜい表紙になる可能性の高そうな雑誌は

 

あらかじめキープとして

 

手配をかけておくくらいが関の山です。

 

 

世の中、便利になったといいますが、

 

権利問題などのために

 

こんな情報も

 

手に入りづらくなってしまうのですね。

 

 

最近は

 

大好きな推しを店頭で発見した

 

お客さまのほうが先に気付いて

 

連絡くださることがあったり、

 

トホホな感じです。

 

 

(以前はそんなことなかったのに・・・)

 

 

何かいい方法があれば教えてほしいです。

2022年10月8日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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飛鳥新社 「変な家」

 

雨血  1400円

 

 

元ネタはYouTube動画です。

 

なのでYouTubeで知っていて

 

好きだったから購入した方が

 

かなりおられる作品のようです。

 

 

この本の編集者さんも当然YouTubeで知って、

 

本にしたら売れる。

 

本にしたいと思い、

 

本にしたらやっぱり売れたというパターンだったようです。

 

 

この編集者さんのこだわりは

 

元の動画の新鮮さをそのままに

 

いかに動画とは違う奥行きを

 

本の中で見せられるかということだったそうです。

 

 

結果は狙い通りの内容となっているので

 

家の間取り図から始まるホラー&ミステリーという

 

斬新なジャンルを

 

試してみたい方は是非!!!

 

中毒になるかもしれません。

 

 

今までYouTubeで見てなければ

 

そちらも見て両方比べてみてください。

 

 

またこの杉山さんという同じ編集者さんが

 

手がけた本にはこちらもあります。

 

 

 

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飛鳥新社 「私が見た未来 完全版」

 

たつき諒  1200円

 

 

こちらの作品は東日本大震災を予言した本として注目され、

 

ほぼ絶版に近い状態だったものを復刻すれば売れると思い、

 

実際に復刻してみたら57万部売れたそうです。

 

 

目をつけるところが素晴らしいですね。

 

 

ちなみに、この本は2025年7月に起きるかもしれない

 

新たな災難についての予知夢を加えた完全版となっています。

 

 

興味のある方は是非!!

 

 

 

 

2022年9月12日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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集英社「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」

 

麻布競馬場   1.540円

 

twitterで反響を呼んだ

 

ショートストーリー集ということです。

 

 

 

twitter発というのも時代を感じさせますね。

 

 

表紙の「東京に来なかったほうが幸せだった?」

 

そういう物語たちが詰まった1冊です。。

 

 

登場人物の故郷が岡山の話があったので

 

同郷でもあり、

 

目にとまったので

 

取り上げさせていただきました。

 

 

自分自身も東京ではありませんが、

 

大学は関西の都会でお世話になったところも

 

共通していました。

 

 

ネットで「中流の悲しみ小説」と評される内容で

 

グッと引き付けるものがあります。

 

 

明るい内容ではないですが、

 

淡々とテンポよく、

 

客観的に描かれているので、

 

読みやすくはあります。

 

 

誰しもどこかの部分で

 

思い当たるところがあるかもしれないです。

 

 

人生というのは

 

振り返ってみるとそういうことだったのかみたいな・・・

 

 

たまにはこういう考えさせられるものを

 

読んでみるのもいいと思います。

 

 

興味を持たれた方は是非ご一読を!!

 

 

ある作品は現代版「人間失格」のように感じました・・・

 

 

 

2022年8月22日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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ライツ社 「認知症世界の歩き方」

 

筧 裕介 2,090円

 

 

自分の両親も高齢になってきて、

 

耳が聞こえにくくなってきたり、

 

疲れやすくなってきて、

 

以前のように

 

家の用事ができなくなってきたと

 

言っています。

 

 

認知症ではないけれど、

 

ご飯の時に咳き込む姿をみたりすると

 

心配になってきます。

 

 

毎日、一緒に暮らしていて

 

最近、少しづつ衰えていってることに

 

気づくようになってきました。

 

 

この本は15万部売れているそうです。

 

今までまわりの人からは理解が難しかった

 

認知症の人の行動と

 

その世界。

 

 

イラストで絵本のようにわかりやすく

 

解説してくれています。

 

 

食べたご飯が思い出せないとか

 

笑い話のようで笑えない・・・

 

 

ボケてきたとか認知症とか

 

ちょっと自分のセンサーが

 

反応した方は是非ご一読を!!

 

何か役に立つ情報があるかもしれません。

 

 

また本当に困っている人には

 

いうまでもなくおすすめします。

 

 

 

 

 

 

2022年8月8日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

お盆休みはみなさん、休みをとられますよね。

 

 

夏の暑さから逃れて

 

どこか涼しい場所へでも

 

避暑に行きたい季節です。

 

 

雑誌の宅くんでは、

 

そんなさなかにも発送させていただいております。

 

 

ただこの時期の発送は

 

だいぶ複雑にいろんな要素が絡みあうため、

 

なかなか大変です。

 

 

まず雑誌の発売ですが、

 

この時期は

 

出版社もお休みするところが多いので

 

当然ながら合併号が増えます。

 

 

また岡山は地方なので

 

東京より入荷が遅れてしまうので

 

東京がお盆の時に本が入り、

 

お盆が終わったあと、

 

本が入らないという流れになります。

 

 

それから運送屋さんも、

 

お盆の時期は祝日扱いで配送料が

 

プラスで加算されてしまう設定の日が何日かあります。

 

 

なのでそのすき間をぬうように

 

今年でいえば

 

8月10日に発送させていただき、

 

到着日を8月12日にさせていただければ

 

プラスが発生しません。

 

 

10日に荷物が揃うお客さまには

 

そのように発送させていただきます。

 

 

しかしながら、どうしても

 

11日の山の日(祝日)に入荷があるお店さまには

 

それが揃っての発送とさせていただいております。

 

 

さらにお客さまもお盆休みは

 

お店によってバラバラのお休みとなるため、

 

それにあわせて着日指定をさせていただいております。

 

 

諸事情で、通常の発送で間に合わないなど、

 

やむを得ない場合には、

 

近くのお店であれば、

 

入荷した日に

 

ルートを決めて

 

直納させていただいたり。

 

 

本当にパズルのような

 

シュミレーションを

 

地道にコツコツさせていただきながら、

 

ミスのないように

 

準備しております。

 

 

お盆も休まず営業されておられるお客さまの

 

お役に立てればと思います。

 

 

また営業再開後、すみやかに

 

お客様をお迎えできるように

 

お手伝いさせていただければと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年7月22日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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PHP出版の児童書の女性編集者が、

 

若いころ、図書館で勉強のために、

 

大量の絵本を読んだところ、

 

あまりの名作ぞろいに、

 

これに負けない本を

 

果たして自分につくれるのかとショックを受けて

 

途方に暮れたそうです。

 

 

しかし発想の転換で、

 

自分は人とちょっと違う

 

変わった面白い本を作ろうと決めたら、

 

次々に新しいベストセラーが

 

生まれたという話でした。

 

 

発想の転換というのは非常に大事なのですね。

 

 

この女性編集者の方が

 

手がけた絵本の数々を見て

 

思いだしたのは、

 

当時、店舗のあったころに

 

児童書売り場の担当者が

 

その同じ本の表紙を見て

 

「次はこの本を仕掛けてみる」といっていたことです。

 

 

「理由は?」と聞いたら

 

「絵が面白くて好みだから」と言っていました。

 

 

やはり伝わるものは伝わるんものなのですね。

 

 

その担当者の方も面白い絵本、

 

ちょっとふざけた感じの

 

絵本が大好きでした。

 

 

この編集者の方は

 

新人発掘にも熱心で

 

新しい作家を探すポイントとして

 

絵のインパクトをあげています。

 

 

その人にしか出せない絵の個性が

 

作品の魅力になり、

 

クセのある作品に仕上がるようです。

 

 

こんなふうに何かにつまづいて、

 

なかなか思ったような結果が出せないときは

 

ちょっと立ち止まって

 

発想の転換が大事なのだと思います。

 

 

『押してダメなら引いてみろ!!』

 

 

さんざん同じ方法で苦労したら

 

次は少し手を変えてみる。

 

 

そこにまだ見たことのない

 

突破口を開 くコツが

 

待っているのかもしれません。

2022年7月18日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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パイインターナショナル「きみのことがだいすき」

 

いぬいさえこ 1,320円

 

 

「かなしい きもちはね、 ふたをしなくていいんだよ。」

 

 

やさしい気持ちになれるメッセージ絵本です。

 

 

言葉もいいですが、何よりリスの親子の絵が

 

何とも言えず、かわいらしいです。

 

 

今年の2月の発売で

 

まだ生まれて新しい絵本ですが、

 

ネットレビューの評価は非常に高めです。

 

 

絵本というと

 

本の後ろの奥付を見たときに

 

(奥付とは本の最後のページに、

 

タイトル、著者、発行所、発行年月日など

 

記載されている部分のことです)

 

 

100刷とかとんでもない数字を目撃することがあるほど、

 

ロングセラーが存在しているジャンルです。

 

 

この絵本も将来的に

 

そんなおばけロングセラーになったりして・・・

 

 

まあそればっかりは

 

運とかいろんな要素が影響しそうなので

 

何とも言えないところですが・・

 

 

可能性は十分ありそうですね。

2022年7月16日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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文藝春秋「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」

 

鈴木忠平 2,090円

 

皆さん野球は好きですか?

 

 

好きなチームはありますか?

 

 

僕も子供のころは巨人が大好きでした。

 

 

篠塚や中畑の時代です。

 

 

なので「落合博満」といえば、 パリーグのロッテで

 

3冠王を3度取った大選手として知っています。

 

 

また、その後FAで

 

セリーグに移籍して中日、巨人で活躍し、

 

監督としても

 

中日で優秀な成績をおさめたことも知っています。

 

 

ただファンにおもねるタイプではなく、

 

どこかとっつきにくいイメージがあり、

 

まわりの評判は良くなかった印象でした。

 

 

しかし最近テレビとかでしゃべるのを

 

見るようになって

 

だいぶ当時の印象が変わり、

 

そうか、こんなふうにいろんなことを

 

考えて、

 

まわりのことも気づかってあげる

 

あたたかい人なのだとわかりました。

 

 

そして

 

選手としても、監督としても

 

一流だっただけに

 

その野球理論は聞いていて

 

非常に奥深く興味をかきたてるものがあります。

 

 

ネットのレビューも異常なほど非常に高評価の

 

最高のスポーツノンフィクションです。

 

 

スポーツ好きで興味のある方は

 

是非、ご一読を!!

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年7月16日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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新潮社「母親になって後悔してる」

 

オルナ・ドーナト 鹿田昌美 訳

 

2,200円

 

この本は2016年にイスラエルで出版された後、

 

反響を呼び、

 

欧米やアジアなど15カ国で翻訳出版されたそうです。

 

 

日本でも

 

NHK「ニュースウォッチ9」で取り上げられて

 

知名度が一気に高まり、

 

SNSを中心に様々な感想があふれていったとのことです。

 

 

イスラエルでは

 

女性は平均3人の子供を産みます。

 

 

社会的、文化的に推奨される「母親像」に苦しむ

 

さまざまな職業、学歴、年齢の23人の女性のインタビューがのっています。

 

 

彼女たちの

 

母親になった後悔が

 

リアルに語られています。

 

 

子どものことが嫌いなわけではなく、

 

愛しているのに

 

母親になったことそのこと(母親という役割)に後悔を感じているという女性たち。

 

 

またそういった感情を持っても

 

それを表現すること自体が

 

しにくい世の中があり、

 

「育児は大変だから」という言葉で

 

ごまかされてしまったりするそうです。

 

 

3月の発売で

 

6刷1.5万部ということです。

 

 

ウェブのレビューを見ても

 

同じ考えを持った人の存在に救われたという声や

 

これまで表に出てこれなかった感情を

 

よくぞ本にしてくれたという声など

 

考えさせるものが多いです。

 

 

興味のある方は是非、一読を!!

 

2022年7月14日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

先日、会社の前の敷地で

 

住宅造成の場所に

 

電柱が新しく立ちました。

 

 

 

今まで電柱が新しく立つところを

 

直に

 

目撃したことがなかったので、

 

その工程の中で少し驚く光景を見ました。

 

 

10メートル以上の長さがあるのでしょうか?

 

 

1本の電柱を地面に突きさす前に

 

なんとその電柱を10人くらいの作業員の方たちが

 

横並びで手で持って

 

地面と水平の状態で

 

ささえていました。

 

 

その後、重機を使って

 

電柱は無事、地面につきたてられたらしいのですが、

 

(自分でその場面を見れなくて、後聞き・・)

 

 

あんな風に人力で電柱は支えられて

 

地面につきたてられるとは

 

本当に初めて知りました。

 

 

このように50歳になっても今さらはじめて

 

知ることはいくらでもありますね。

 

 

 

また時代によって

 

変わっていったこともたくさんあります。

 

 

昔、卵はコレステロールのかたまりと言われ、

 

1日1個までと教えられました。

 

 

しかし現在では卵が

 

コレステロール値に

 

影響するかどうか

 

科学的に証明できないうえに、

 

むしろ善玉コレステロールを

 

増やす働きまであるということです。

 

 

いやはやといった感じです。

 

 

人間は体内でコレステロールを作ることができ、

 

食事でとるコレステロール量は

 

影響が少なく、

 

食事摂取基準目標から

 

コレステロール自体がはずされたみたいです。

 

 

卵好きの私としては嬉しいことですが、

 

もっと早くに教えてほしかったです。

 

 

それから働き方改革も

 

急激に変化した価値の転換というか、

 

考え方の転換としては

 

印象的でした。

 

 

電通の事件をきっかけに

 

サービス残業が当たり前の時代から

 

週休三日制まででてくる時代に変わりましたね。

 

 

こんな風に人間の価値観というのは

 

時代や社会的事件や科学的進歩によって

 

変化していくものなのですね。

 

 

さて本の業界というのも

 

時代とともに変化し続けています。

 

 

私が学生だった

 

30年前に思ったのは

 

紀元前4000年のエジプト文明、パピルスのころから

 

存在する紙の本というものが

 

なくなることはないだろうということでした。

 

 

しかしながら、

 

時代はデジタル化がすすみ、

 

電車で文庫本やマンガを読む人が減り、

 

スマホに忙しい人たちでいっぱいになりました。

 

 

「新文化」という出版業界紙があり、

 

我が社でも定期購読しています。

 

 

その記事を読んでいると、

 

いかに出版業界が試行錯誤しながら

 

すすんできたのかが

 

よくわかります。

 

 

町のコミニュティとしての書店に活路を

 

求める方たちもいます。

 

 

カフェを併設したり

 

雑貨や文具を販売するのに力を入れる方たちもいます。

 

 

物流を効率化して

 

配送業者の負担を減らし、

 

返品率を下げて

 

書店のマージンを増やそうとする努力もあります。

 

 

ただどれをとっても

 

この業界に関係ある人たちは

 

みんな業界をなんとかよくして

 

本を扱っていきたいという気持ちにあふれています。

 

 

簡単なことではないのに

 

それと向き合って

 

改善策を考えています。

 

 

時代によって生活スタイルや

 

時間の使い方、方法も変化していきます。

 

 

だけど本が好きな人がいて

 

それを販売する人がいて

 

本という商品は

 

存続していきます。

 

 

時代が変わっても、

 

不変の価値があるものを

 

これからも、

 

愛をもって販売させていただきたいと思います。

 

 

 

 

2022年6月20日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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講談社の「100万回生きたねこ」、

 

昔読んで感動しました。

 

 

絵本は短いストーリーの中で

 

考えさせられる中身だったりするので、

 

余計に奥が深いジャンルのように思います。

 

 

人によって感じ方が違ったり、

 

同じ人でも読むときによって、

 

印象が変わったり、

 

とらえ方が違ったり。

 

 

本屋でよくお客様から

 

聞いたのは

 

本は読んでみたいけど

 

何を読んだらいいのかわからない

 

という声でした。

 

 

確かに世の中には

 

さまざまなジャンルの本が

 

あったりするけれど、

 

 

いざ自分の貴重な時間を

 

使って

 

何か面白い本を読んでみたいという時に

 

何を選んで

 

読めばいいのか・・・

 

 

これはなかなかに

 

難しい問題のように思います。

 

 

ひとつには

 

人の好みは

 

十人十色というように

 

どの本が

 

その人にとっての

 

ベストチョイスなのか?

 

 

他の人がすすめた本や

 

ちまたでベストセラーと呼ばれていたとしても

 

 

必ずしも

 

好みに合わなかったという

 

経験は

 

けっこうあるのが

 

本というジャンルではないのかと

 

思っています。

 

 

例えばコミックや映画では

 

もう少し

 

全体の評価と

 

作品の満足度は

 

芸術的ジャンルや独創的な世界観のものを

 

のぞけば

 

比例しているのでは

 

ないでしょうか?

 

 

ただ本というのは

 

文体のせいなのか、(絵本は除く・・)

 

映像的ではない分

 

より好みと評価が

 

一致しない可能性が

 

高いジャンルのような

 

気がします。

 

 

個人的意見です。

 

 

なので、自分がこれはいいと思った作品だとしても、

 

人に自信をもって

 

すすめるのは

 

本の場合、躊躇されます。

 

 

好みが違うかもと考えてしまいます。

 

 

「雑誌の宅くん」でも

 

たまに

 

お店に置く

 

絵本の注文をいただくことがあり、

 

そういったときに

 

「おすすめはありますか?」と

 

聞かれることがあります。

 

 

事前にある程度

 

おすすめ絵本のリストは

 

用意してあるのですが、

 

そういった場合でも

 

絶対、

 

これがいいというような

 

おすすめの仕方はせず、

 

 

「絵本の場合、好みがあると思いますので・・」

 

といった感じで

 

 

いくつかのジャンルと

 

その中でのおすすめ本を紹介させていただき、

 

お客様自身に選んでいただくことにしています。

 

 

そのほうがお客様自身も

 

納得して選ぶことができると思います。

 

 

絵本や児童向けの本の場合、

 

まずはキャラクター系や最近のはやりものが好きか、

 

いやむしろロングセラー、名作系定番ものが好きかで

 

分かれます。

 

 

また待合のお子様向けとしては

 

「ミッケ」のような探す系、知育系のものも

 

向いていたり、

 

 

他にも

 

西東社さんの女の子向けミニ百科シリーズや

 

男の子向けでは

 

「UMA大図鑑」みたいな本も

 

手軽に時間がつぶせるかと思います。

 

 

こういう本は

 

僕が子供のころからあったし、

 

学校の図書館でも人気です。

 

 

時代が変わっても

 

子どもの好きなものは

 

そう変わらないのだと思います。

 

 

朝日新聞出版の科学漫画「サバイバルシリーズ」、

 

こちらは漫画ですが

 

やはり子どもは漫画が好きです。

 

 

科学の勉強にもなって

 

学校図書館でもかなり人気があったようです。

 

 

人気すぎて借りられなかった頃もあったようです。

 

 

雑誌の宅くんでは

 

このような絵本や児童書のおすすめリストも

 

用意しております。

 

 

ご興味がございましたら

 

ぜひお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年6月17日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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「地球の歩き方 ムー-異世界(パラレルワールド)の歩き方

 

ー超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMA 」

 

 

2022年2月10日発売 税込2,420円

 

 

共に1979年創刊の老舗、「地球の歩き方」と「ムー」が

 

コラボした企画。

 

 

イメージとしてはまじめな海外旅行ガイドブックの「地球の歩き方」

 

もう一方は超常現象やオカルトをあつかったサブカル本の「ムー」

 

この一見あいまみえそうにない二つのジャンルが

 

ふざけすぎず、まじめな顔してコラボしているのが

 

何とも言えず、

 

じわじわと笑いがこみあげてくる感があります。

 

 

タイトルの上の2022~∞(無限大)というのも

 

さりげなく遊び心を感じます。

 

 

近年、コロナによって打撃を受けた

 

旅行業界、その旅行ガイドブックを製作してきた

 

ダイヤモンド社さんが

 

苦境の中であみだされた会心の企画だと思いました。

 

 

1980年代に子供時代を過ごした私などには

 

ツボです。

 

 

世界の未確認生物(UMA)とか大好きでした。

 

 

ツチノコとかどこにいるのか、

 

見つけてみたいと思ってました。

 

 

一方、「地球の歩き方」と言えば

 

JTBの「るるぶ」や昭文社の「まっぷる」、

 

これらの旅行ライバル誌を

 

1歩も2歩もつきはなすかたちで

 

海外ガイド本と言えば持ち運びしやすく

 

内容も充実の

 

「地球の歩き方」じゃないとダメと

 

おっしゃる方が

 

たくさんおられたあの本です。

 

 

さすがにこの二つが組んで

 

世界のミステリースポットを

 

詳しく解説してくれているとなると

 

無性に中身が気なって仕方がありません。

 

 

 

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『キン肉マン「技」初回限定ケース版 (学研の図鑑)』

 

 

2022年9月15日発売 税込3,850円

 

 

こちらは「キン肉マン」と「学研の図鑑」のコラボ企画第2弾になります。

 

 

『キン肉マン「超人」』に続く2巻目です。

 

 

2巻目が発売ということは第1巻目もかなり好評だったのだと思います。

 

 

このコラボ企画もはじめは驚きました。

 

 

「学研の図鑑」と言えば

 

子どもの真面目な図鑑だと思っていたので、

 

昆虫や動物ではなく「超人!?」っって感じでした。

 

 

けれど考えてみれば、キン肉マンに登場する超人たちは

 

当時、「少年ジャンプ」に子供たちが

 

自分で考えた超人を

 

応募したものが、

 

作者のゆでたまごさんに採用され、

 

改良を加えてもらったものだったので、

 

「学研の図鑑」の新たなテーマとしては

 

最適だったのかなと思いました。

 

 

この他にも「学研の図鑑」には

 

「スーパー戦隊」が発売されています。

 

 

ちなみに今回の初回限定版の表紙の技は

 

「キン肉バスター」と「キン肉ドライバー」の合わせ技で

 

「マッスルドッキング」です。

 

 

 

 

2022年3月18日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

4月からの新しい年度に変わる中で、

 

 

大きな変化があります。

 

 

 

なんと土曜日が休配日だらけになります。

 

 

 

休配日というのは

 

 

あえて雑誌の発売を設定しない

 

 

日にちということです。

 

 

 

 

土曜日の休配日が増えると

 

 

岡山は2日遅れなので

 

 

(日曜日はさむと3日遅れ)

 

 

火曜日の入荷が

 

 

なくなります。

 

 

 

今までも土曜日休配日はありましたが、

 

 

これほどたくさんの休配日ははじめてです。

 

 

 

これも時代の流れですね。

 

 

 

運送屋さんも休んでもらわないといけないし、

 

 

雑誌の販売量など

 

 

いろんな理由が合わさった結果です。

 

 

 

 

こうなったことで

 

 

まず今までは火曜日に入荷していた経済誌、

 

 

「週刊ダイヤモンド」「週刊東洋経済」の

 

 

入荷日が月曜、もしくは水曜になります。

 

 

 

予想ではおそらく前に移動して月曜日になるのではないでしょうか?

 

 

 

と思ってます。

 

 

 

さらにこの土曜日休配は月刊誌にも影響を与えます。

 

 

 

まずおそらく土曜日に発売日の設定ができないことで

 

 

本来の月刊誌の発売日が本来の日にちから

 

 

大きくずれ込んで前倒しになることが予想されます。

 

 

雑誌の発売日というのは、基本的に後ろの日付にさがることは

 

 

今までの経験上、ほぼありえないので

 

 

必ず前倒しになると思います。

 

 

 

これにより、従来設定されている基本の発売日より

 

 

大きく前にずれる雑誌が増えると思われます。

 

 

 

あくまで予想ですが、

 

 

そうなる可能性が高いです。

 

 

 

本屋で長く働いてきましたが、

 

 

昔は2日分入荷する曜日があったりもしましたが、

 

 

月から金までの発売設定になった現在と

 

 

月から土まで発売設定のあった昔とでは

 

 

それほどのひらきがうまれました。

 

 

 

みなさま、今年度は自分の欲しい雑誌の

 

 

発売日が土曜日と重なりそうなケースでは

 

 

金曜日もしくはその前の木曜日に

 

 

発売してるかもしれないと

 

 

疑ってみる必要があるかもしれません・・・・

 

 

 

あくまで予想なので

 

 

間違ってたらすいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年2月11日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

コロナ対策については、

 

 

「雑誌の宅くん」内部でも

 

 

手洗い・消毒の徹底やマスク着用、

 

 

会食を避けて、休憩室の換気など

 

 

密を避ける取り組みを行っております。

 

 

 

お客様の待合に雑誌をお届けするという

 

 

当社のサービスについては、

 

 

あまりマスコミでは報じられませんが、

 

 

医療系中心に

 

 

お取り引きが中断して

 

 

2年ほどそのままの

 

 

お店様もあり、

 

 

苦戦しております。

 

 

 

 

紙の本を守りたい「雑誌の宅くん」として

 

 

紙の本の良さを伝えていく立場といたしましては

 

 

デジタル化とあわせてやってきた

 

 

このコロナは

 

 

『ほんっっっとに勘弁してください』。

 

 

 

 

 

 

 

けれど

 

 

 

 

 

 

紙の雑誌を守るために

 

 

今日も「雑誌の宅くん」をごひいきにしてくださる

 

 

お客様のために

 

 

日々

 

 

精進していきます。

 

 

 

タブレットは消毒しやすいから

 

 

コロナを媒介しないって

 

 

ホントなのでしょうか?

 

 

 

雑誌でコロナは

 

 

感染するのでしょうか?

 

 

 

こんなことで紙の本がすたれるのは

 

 

『ほんっっっとに勘弁してください』。

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年2月11日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

本屋のにおいといって

 

思い浮かぶのは紙のにおいです。

 

 

リアルな紙の本はデジタルに押されまくってますが、

 

昔から、紙のにおいが好きというのは

 

本屋でよく聞く話です。

 

 

リラックスしてお目当ての本を探していると、

 

結構な確率で

 

トイレに行きたくなったというのも

 

あるあるな話です。

 

 

紙のにおいといえばマックの袋が、

 

いいにおいがするという意見も

 

非常に多いようです。

 

 

考えてみると私自身も思い当たります。

 

 

ポテトやハンバーガー、

 

コーラ(匂いある?)とブレンドされた

 

あの紙袋のにおいは

 

ドライブスルーで購入した

 

帰り道の車内を

 

マック色に染めるほど強烈です。

 

 

ちゃんと換気しとかなければ

 

その後の数日間を

 

その匂いと一緒に過ごすことになる

 

あの匂いです。

 

 

車に残るのは嫌ですが、

 

買ってすぐのあの紙のにおいには

 

確かにいいにおいがします。

 

 

このほかにも包装紙のにおいが好きなど

 

紙、もしくはそこに印刷されたインクの香りが

 

好きだという意見など

 

長年、本屋で勤務していた身としては

 

非常によくわかります。

 

 

お店に到着したばかりの新刊を

 

ビニールの結束から

 

取り出した時の

 

強烈なインクの香りを思い出します。

 

 

そのにおいには、

 

まだ刷りたて間もない商品の鮮度があらわれています。

 

 

少年ジャンプには少年ジャンプの

 

新潮文庫には新潮文庫の

 

それぞれの紙のにおいがあります。

 

 

多分、本の紙質のにおいをかぎわけられる

 

コンテストでもあれば

 

全部言い当てられる書店員も

 

全国のどこかには

 

いるのではないでしょうか?

 

 

 

 

私にはチョット無理ですが…

 

 

2021年11月19日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

雑誌といえば付録付きがあるのは、皆様もご存じの通りですが、

 

では今どんな付録があるのだろう?

 

 

毎朝、届いた雑誌を仕分けながらビニールパックされた

 

付録を処理していますが、正直、個別の中身は

 

そこまで気にしておりません。

 

 

ただ店舗があったころから、モーレツに

 

人気のある付録号については、

 

ひと月中、聞かれまくって、

 

とりあえず電話が鳴り続けた記憶があります。

 

 

それは有名ブランドの財布だったり、

 

アンパンマンのガチャガチャ付録だったりしました。

 

 

さらに時代は進んで

 

その頃よりもっと違った付録も最近では

 

ちらほら現れてきたような気がしてます。

 

 

そもそも本屋で働いて25年になりますが、

 

ここまで付録がはばを利かせだしたのはいつ頃からだったのでしょう?

 

 

女性誌に関しては2009年のネットのブログを見ると

 

すでにいろんな付録が登場してたようです。

 

 

もはや記憶はあいまいですが、最初は所詮、付録なのでこの程度といったレベルから

 

徐々にレベルを進化させていったように思います。

 

 

その中でもアット的だったのはやはり宝島社さんでした。

 

 

ブランドとのタイアップ力が半端なく、他社さんの追随を許さない感じでした。

 

 

今では当たり前ですが、最初の壁を突破した編集長さんが

 

やはりすごかったのだと思います。

 

 

少し話がそれますが、当時の書店には

 

今とは違ってヒット商品の関連で爆発的に売れた商品がありました。

 

 

ゲームボーイ版のポケットモンスター赤青緑の攻略本やたまごっちの攻略本、

 

ケータイの着メロ本など・・本当に新作が出るたびに

 

飛ぶように売れました。

 

 

今の時代からすると着メロ本って何ですか?どういう理由でその本が売れたのですか?

 

って話になりますね。

 

 

あの時代はみんな必死にアナログで努力して

 

自分の着信メロディーをその本を使って自前で入力していたのでした。

 

 

そしてそれが当時の最新だったのでした。

 

 

最近の付録ではこんなものがあるようです。

 

 

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時代を感じますね。

 

 

2020年12月21日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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2020年も残すところあとわずかになりました。

 

 

「雑誌の宅くん」にとっての今年1年は

 

やっぱり苦戦の1年でした。

 

 

コロナの影響はうちだけではないです。

 

 

影響は受けたくなかったけど受けました。

 

 

でもそのことをとやかくはおいといて・・・

 

前向きに新しいアイデアを求めて

 

これから突破口を見つけていきたいと思います。

 

 

12月に入って2件、同じ日にご成約が決まった日がありました。

 

 

忙しい12月に、コロナ化であっても、「雑誌の宅くん」を選んでいただけました。

 

 

非常にありいがたいです。

 

 

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

世の中の雑誌の手配でお困りの方々へ

 

どうか当社の「雑誌の宅くん」というサービスが

 

届いていけるように、これからしっかりと

 

頑張っていかねばと思います。

2020年11月20日|カテゴリー「ブックランドあきば

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今年の秋は異様にあったかいですね。

 

 

紅葉もピークで絶好の行楽シーズンです。

 

 

晴れた日の移動販売車はぽかぽか陽気で

 

本を選んでいただくのにも

 

ちょうどいい。

 

 

ミニカー好きな方にもおすすめです。

 

 

浦安名物・山名かりんとうも販売しておりますので

 

よろしければ是非1度

 

訪れていただきたい。

 

 

百聞は一見にしかずです。

 

 

 

 

 

2020年11月20日|カテゴリー「本(屋)のこと

 

雑誌の発売について、いろんなパターンが増えてきました。

 

 

定期購読をいただいている雑誌の中でも、いきなり休刊になるのではなく、

 

発売が不定期になったり、年3回とか(HERSなど)。

 

 

ムックという雑誌と書籍の中間形態のかたちで発売したものが、

 

ふたたび本来の月刊誌のコードに戻り、不定期発売するとか(S Cawaii!など)。

 

 

これらの商品がきちんと入荷できるように管理するのが仕事なので

 

その都度、商品について出版社へ問い合わせをしています。

 

 

そこで情報がわかればいいのですが、なかには休刊ではないが今後については未定ですという

 

生殺しののような商品もあったりするので困ります。(眼鏡Beginなど)

 

 

また一般の書店ではない外商専門の当店では

 

何もしなければ

 

新刊が勝手に送られてくるということもありません。

 

 

なので雑誌はコードで定期改正(仕入数の申し込み)をすれば、

 

自動で送られてくるのでいいのですが、

 

ムックや書籍、コミックの予約に関しては

 

その都度すべて取次(問屋)さんへ

 

雑誌コードやISBNコードを添えて

 

メールしなければなりません。

 

 

そこで厄介なのがコミックやムックに与えられる雑誌コードの情報です。

 

 

一般にこれらのコミックやムックには

 

もう一つ別にISBNコードというものが与えられています。

 

 

世間ではこちらのISBNコードのほうが主流であるために

 

ネットで検索してもこれらコミックやムックの雑誌コードは

 

容易に見つけることはできません。

 

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にもかかわらず取次(問屋)さんへ予約する場合には

 

必ずこの雑誌コードを求められるので、これもまた

 

出版社へ電話をかけて聞いたりしなければなりません。

 

 

情報が発達して便利になったようで、まだまだ手間がかかる作業が残っているものです。

 

2020年10月17日|カテゴリー「ブックランドあきば

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移動販売車の内装が完成しました。

 

 

ここまで長い道のりでしたが、やっとここまで来ました。

 

 

展示に最適な本棚を大工さんに作っていただきました。

 

 

移動するときに収納するスペースも無駄がなく、

 

さすがプロの仕事です。

 

 

来週、新見市にお邪魔させていただく予定になっております。

 

 

毎週、金曜日出動予定ですので

 

お近くの方はお声かけくだされば

 

出張販売のご相談をさせていただきたいと思います。

 

 

本との出会いをプロデュースできるように

 

がんばっていきたいと思います。

 

 

2020年9月16日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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ついに宅くん1号の外装デザインが完成しました。

 

今回ロゴマークも新しくなりました。

 

やはりブックランドあきばといえば、

 

実際の店舗にセスナ機を設置した

 

飛行機のある本屋さんです。

 

最終的には

 

本から飛行機が飛び出してくるデザインに落ち着きました。

 

この車を走らせて、より皆さんに

 

雑誌の宅くんについて知っていただきたいと思います。

 

移動セレクト書店として出没しますので

 

見かけたらのぞいてみてください。

 

もちろん、定期購読のお申し込みもその場でできます。

 

詳しい説明など直接、具体的にさせていただくことができます。

 

何が出てくるかはその時のお楽しみにしてください。

 

皆様と本との出会いのお手伝いをさせていただくことが目的です。

 

ご要望もお聞きして品ぞろえに反映させていきます。

 

現在人気のアシェットコレクションズさんの

 

「懐かしの商用車コレクション創刊号」も積んでいく予定です。

 

ミニカー好きにはたまらない1品です。

 

とにかく一度覗いてみてください。

 

よろしくお願いします。

 

出店方面が決まったらこちらにてご報告させていただきます。

 

 

 

 

 

 

2020年8月14日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

今年、当社は創業40周年を迎えます。

 

 

最初に個人書店「秋庭栄文堂」として岡山市福富にOPENしたのは1978年、

 

その後1980年に有限会社秋庭栄文堂として法人化しました。

 

 

今が2020年なので、ちょうど法人化してから40年ということになります。

 

 

一口に40年といってもそれはそこそこ長い時間です。

 

 

その間に本の業界は激しく変化していきました。

 

 

はじめてブックランドあきばの屋号で店をOPENしたのは1983年(西市店)で、

 

株式会社ブックランドあきばに社名変更したのはそこから8年後の1991年になります。

 

 

そこから数えると株式会社ブックランドあきばとしての歴史は

 

ほぼ30年ということになります。

 

 

会社のシンボルマークはセスナで

 

各店舗の支柱の上に実物のセスナを飾っていました。

 

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浦安店にセスナ152、大高店および天城店にセスナ172、羽島店にFA-200です。

 

 

なので飛行機の本屋さんというふうにお客様からは

 

覚えていただいていました。

 

 

その後2004年に台風などで飛行機が飛んで行って

 

事故になる可能性があるということで、

 

各店のセスナは順次、撤去されましたが、

 

会社のシンボルマークとしてのロゴデザインは残りました。

 

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また実物の

 

セスナ172の1機が岡山市北区問屋町の商業ビル「K’s TERRACE」に譲渡され、

 

銀色一色に塗装されて屋上に置かれています。

 

 

現在は、ブックランドあきばの店舗はすべて閉店していますが、

 

今回、宅配事業のための移動販売車を製作するにあたって

 

久しぶりにロゴを作成することになり、

 

もう一度、当社のシンボルマークであるセスナを使ったデザインを

 

作成することになりました。

 

 

晴れの国、ここ岡山で40年、本屋を営んできた長年の信頼を継承して

 

お客様が安心して、ブックランドあきばの「雑誌の宅くん」と

 

お取り引きいただけるように

 

これからも励んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年7月11日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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本の移動販売車は珍しいと思いますが、

 

この度、満を持して新しいデザインで始動予定です。

 

 

年内おそらく秋ごろには

 

皆さんの前にお目見えできるのではと思います。

2020年6月6日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

いろんなところが

 

いろいろ影響を受けてしまった

 

今回のコロナですが、

 

 

当社でも

 

雑誌の送品をしばらくストップさせてほしいという

 

電話がかかってくる状況が

 

しばらく続きました。

 

(4月と5月前半)

 

 

しかしながら6月に入って

 

徐々に再開していただけるお店様が

 

増えてきている今日この頃です。

 

 

毎日のように再開の依頼が来ています。

 

 

この時期、出版社も休業要請の中で

 

雑誌の発売ができずに

 

やむなく合併号にするという雑誌も多く、

 

 

送品したくても送るものが少ない(発売していない)

 

という問題も起きました。

 

 

送品を再開してくださるお店様は

 

しばらく送品を止めていたので、

 

新しい雑誌がぜんぜんお店になく

 

早く送品を再開したいという

 

ご要望をいただくことも多く、

 

在庫していたストックから、

 

至急の手配で

 

なるべく早くお届けできるように

 

頑張らせていただいております。

 

 

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やはり自分たちの商売が

 

このような状況の中でも

 

必要とされていると感じられることは

 

非常にありがたいことだと痛感しております。

 

 

ファイルの変更作業を行いながら、

 

感謝の二文字をかみしめています。

 

 

一時は半分ほどに減った売り上げもかなり戻ってきました。

 

 

地道に皆様の支えでコツコツとやってきた甲斐があると思っています。

 

 

当社のシステム上、普通の書店とは違って、

 

送り先が決まっている商品がほとんどのため、

 

休止店が多い時には、大量にきた商品を一度仕分けして、

 

その後また返品するというわけのわからない状態になっていました。

 

 

日々、状況が変化するので、

 

昨日まで送っていたお店が休止になったり、

 

また大量に送品再開していただけたり、

 

返品するか送品できるかの状況が毎日変わるので

 

在庫の持ち方の判断に 頭を悩ませました。

 

 

送品されてくる雑誌は輸送途中の破損事故で、

 

必ずしも100%きれいな状態で届くわけではありません。

 

 

休止店が多い時には

 

送品先のないあまる商品も増えるため、

 

痛み本があっても十分に対応できます。

 

 

しかしすべてのお店がもとどおり送品再開していただけると、

 

今度はきれいな本が送品数に間に合うか、

 

痛み本の追加が送品予定の日までに間に合うかなど

 

いつもの日常の悩みが復活してきます。

 

 

しかしそれはぜいたくな悩みだったのだと思い知りました。

 

 

返品ではなくちゃんとお客様のもとで、

 

雑誌が役に立つことができる当たり前の状態。

 

 

それが当たり前ではなく、

 

送ることができなくなるという事態を経験して、

 

本当の日常のありがたさや

 

お客様への真の感謝を知りました。

 

 

 

2020年4月4日|カテゴリー「ブックランドあきば

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2020年2月13日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

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「鬼滅の刃」、アニメが大人気で

 

コミックが手に入らなくて大変だったようです。

 

私も西宮に住む親戚から、手に入らないかと尋ねられました。

 

ネットで検索してみたところ

 

全19巻で9000円弱のはずが、

 

どこのサイトを見ても大体12000円してました。

 

長年、本屋で働いてきましたが、

 

爆発的に売れて手に入らなくなる商品は時々発生します。

 

最近では「キングダム」もよく売れた記憶があります。

 

1度目はアメトークで紹介された時、2回目は映画が公開された時、

 

2度も店頭から在庫が消えるほど売れるとは・・・

 

あの巻数で恐るべし作品のパワーを感じました。

 

ただ今回のように子供向けのジャンプコミック(もちろん大人も楽しめる素晴らしい作品)が

 

在庫がないのをいいことに

 

利益を上乗せして販売されるのが

 

当たり前に行われる時代も何なんだろうかと思います。

 

長年、本は定価販売ということを当然と思い、書店で働いてきただけに余計に感じます。

 

幸い2月10日に重版がかかったようで

 

私の親戚も無事に定価で買うことができたようでよかったです。

 

本来の価格に落ち着いて、本当に買いたい人が買えるようになってほしいです。

 

 

2020年1月25日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

大学生の頃、
大阪の梅田の紀伊國屋で
店員の人が7冊くらいの文庫本を
トランプのようにひろげて
ものすごいスピードでカバーをかけていくのを見ました。

 

5台くらいあるレジがどこもいっぱいで
長蛇の列ができ、一時は日本で一番売れている本屋だったことも
あるお店です。

 

あの技は爆発的に売れるあの売り場が生み出した
職人技だったのだと思います。

 

電車に乗ると普通に読んだばかりのジャンプが網棚に捨てられて
文庫本を読んでいる人がたくさんいました。

 

今や時代はスマホにとってかわり
あの頃の光景はもうなくなってしまいました。

 

ツイッターやインスタグラムで
情報を得て発信する世の中です。

 

あきばに入社した時、朝、山のように積みあげた本が、

夕方にはペタペタのスカスカになって、
これほど売れるのかと驚きました。

 

当時のお店は、そのために最初から低く平台をつくっていたということです。

 

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ジャンプ方式という言葉があって
あまりにジャンプの入荷する量が多すぎるために、売り場へすべて並べることができず
店頭へは少しだけ並べて、あとはレジの中からお客様へ渡すようにしていました。

 

そこから、人気のコミックなど大量に入荷するものは、一部シュリンクして店頭に出し、
レジで差し替えるというやり方となりました。

 

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中学生の時は学校の話題が今週のジャンプで、「北斗の拳」がどうなったのか
話題の中心がジャンプでした。
トキもケンシロウもすごくカッコよかったです。

 

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ジャンプの漫画で自分が一番最初にはまったのは「リングにかけろ」でした。

 

ボクシングの漫画なのですが必殺技が突き抜けていて
そのパンチをくらった対戦相手が武道館の外までふっとんでいくのは
ざらでした。

 

またパンチの瞬間に背景が宇宙になる
「ギャラクティカファントム」と「ギャラクティカマグナム」はその威力を見事に物語っている
最高の必殺技でした。

 

自分が子供のころは岡山でジャンプの新刊コミックを買うのに
本当に苦労しました。

 

その頃は町の本屋さんにはジャンプのコミックが
本当に数冊しか入荷しなくて、タイトルによっては全く入荷しないものまでありました。

 

当時、神戸のセンター街の地下にあったジュンク堂に行った時には
その巨大さと本の多さに感動しました。
都会は本当にいいなと羨ましく感じました。

 

その後何十年かたった今では、岡山にもたくさんの大型書店ができて
さらにそれからネットが主流の時代となり、インターネット通販や電子書籍に
スマホなどさまざまな媒体が発生して本のありようも随分変わりました。

 

今の子どもたちは自分が子供の時に感じたような、漫画の本を1冊手に入れるだけで
どれほど幸せになれたかというような体験はもうしないのだろうなと思います。

 

かんたんに無料で動画が見れて、見るだけでなく
自分がネットに自分の動画を配信できるような時代です。

 

今ほど便利ではなかったけど、あの頃はあれで楽しかったような気がします。

 

2020年1月18日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

本屋で働いていて、

やはり良かったことと言えば

本に救われることがあったということ。

 

おととしの冬に父が脳挫傷で倒れ

救急病院に搬送され意識障害というか

言葉もうまく出てこないという状態になった時に

出会った本がこれでした。

 

「脳が壊れた」鈴木大介

 

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新潮新書 858円 2016/6/16発売

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今まで経験したことのない出来事に

家族として何が出来るのか

本当に悩み、

頭の中、真っ白で・・・・

 

そんな時、お店で品出ししていて

偶然出会いました。

 

正直、回復の見込もあやしく、

医者からは高次脳機能障害ですと言われ、

ほぼ記憶が残らないような状態で

これからどうなっていくのだろうと途方にくれる感じでしたので

すがる思いでこの本を読みました。

 

この本の著者はもともと文筆業が仕事なのですが、

驚くべきことに

当の本人が、はたからはよく理解できない

高次脳機能障害という

状態になったうえで

それを一冊の本に

まとめて伝えてくれているというものでした。

 

おそらく世界ひろしと言えども

高次脳機能障害になった人間が自分で

その病気を本にまとめて発表しているようなものは

まず他にありえないと思います。

 

本当に奇跡的にこのタイミングで

この本と出会えたことは

本屋で働いていなければ

ありえなかったと思います。

 

おかげさまで、その後、リハビリを経て

二年近くたった今では

若干言葉の言い間違えなどはありますが、

(マヨネーズをドレッシングと呼んだり・・)

 

以前よりうるさいくらいしゃべるようになり、

たまご焼きも焼けて

カレーも作れるほど

回復しました。

 

本との出会いに救われることって本当にありますね(^^)

 

 

 

2019年12月14日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

2019年も残すところ

あとわずかとなりました。

 

今年の出版業界、特に書店では

いいニュースはあまりなかったのではと

思います。

 

特に年末にF図書さんが岡山でも

店を閉めるという事があり、

少なからず驚かされましたが、この業界で

長く働いてきて、あらためて世の中の不思議さを

体感しました。

 
F図書さんが出店する前に同じエリアには

あきばの浦安店を含めて他にまだ

3店舗、書店がありました。

 

その後順番に閉店して、

今回、F図書さんが撤退すると

このエリアの書店は当然ながら

なくなります。

 

本屋に行きたければ

少し離れたところまで行くしかありません。

 

実は以前にも

西大寺で同じようなことがありました。

 

その時はA電器店とB書店が

ホームセンター跡地に

複合店舗として出店しました。

 

その後、あきばの西大寺店が

閉店しますが、

数年後にはA電器店が不採算を理由に撤退すると、

単独経営は無理という事で

B書店も一緒に撤退しました。

 

このときも書店がそのエリアから

なくなりました。

 

本を近くの書店で買うということが

無理になりました。

 

世の中は色々な事情や

目に見えない力で

動いています。

 

勉強させていただきました。

 

さて2019年今年のベストセラーが発表されました。

 

第1位は

樹木希林「一切なりゆき」

 

194

文春新書 880円 2018年12月発売

9784166611942

 

タイトルがすべてを物語っていますね。

 

上を向いていきましょう!!

 

近くに書店がなくて

お困りのお客様、

よろしければ雑誌の宅くんを

便利に使ってやってくださいませ。

2019年11月16日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

 

63526_200902250644251001235569619c

講談社文庫  各682円 2004/9/15発売

9784062748681 9784062748698

 

私が大学生くらいの頃、

それぞれ赤と緑のクリスマスを連想させる

鮮やかな色の表紙で

上下巻が発売され、爆発的に売れました。

 

持っていると

おしゃれなアイテムという感じがしました。

 

高校時代に友達からすすめられて

村上春樹の作品は

「羊をめぐる冒険」や

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」など

かなり読みました。

 

羊男がいろんな作品に登場してくるのが

面白くて、謎めいたところに興味が湧いて、

はじめて漫画ではなく小説というものの

魅力がわかりました。

 

普通の文学作品?、というか

これはなんの比喩なのかという

深ヨミをさせる書き方に

まんまとハマりました。

 

人からすすめられてよかったものといえば

本だけではなく

音楽では中学の頃、渡辺美里にはまりました。

渡辺美里

特に「言い出せないまま」という曲の入った

アルバムは死ぬほど聞きました。

 

今、聞いてみてもいいです。

 

世の中にはいろんな情報が

あふれていますが、

本屋をやっていてよく耳にしたのが

何が面白いのかわからないから

何を買って読んだらいいのかわからないという

声でした。

 

もちろん人それぞれに好みなんて

180度違って

当たり前なので

万人におすすめできるものなんて

ないと思います。

 

しかしそれでも時に

人に勧めてもらったもので、

音楽でも本でも

すごく大好きになるという経験をすることってあると思います。

 

大好きな相手からすすめられて読んでみたものとか

なおさら、別の意味で思い入れが入ったりもします。

 

自分では絶対に選ばなかったはず、すすめられないと

出会わなかったなというものに

心底、感動するということは

本当に素晴らしい体験だと思います。

 

現在「雑誌の宅くん」では

法人様だけではなく、個人のお客様とも

お取引させていただいております。

 

これはまずは、お店で定期購読をしてくださっていたお客様と

スタートさせていただきました。

 

みなさま好みはやはり千差万別で

模型を組み立てるデアゴスティーニのパートワークの好きなお客様、

アイドル系のグラビア雑誌がお好きなお客様、

ウルトラマンなど特撮に目がないお客様、

自分の好きなジャンルのノベルス、文庫、コミックなど

あわせると月に50冊以上買ってくださるお客様など

いろいろおられます。

 

そのようなお客様とは電話などでやり取りしながら

ご要望をお聞きして、注文手配し、

時々は、こちらが気づいた情報なども

紹介させていただいたりしております。

 

なじみの近所の本屋で話をするという感覚で

お問い合わせしてみてください。

 

興味を持っていただければ

嬉しく思います。

 

2019年11月9日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

今回は

就職活動の頃の話をさせていただきます。

 

学生時代、

大阪の梅田の居酒屋で

夕方5時から翌朝5時までという

勤務でバイトをしていたら、

ストレートに卒業できず、

氷河期もあって苦労しました。

 

関西の大学にいたこともあり、

そちらでも活動していたのですが

唯一内定をもらったのが大阪の書店でした。

 

そこで面接を受ける際に、

社員と思われる方が

「やめといたほうがええで」と

関西なまりで

意味深なことを言ってきたことを覚えています。

 

「なんでですか?」と聞き返せばよかったのですが、

突然のことで反応ができずその会社には

就職もしなかったので

本当のことはわかりません。

 

ただ本屋の仕事は大変やでということが

言いたかったのかなあとは思いました。

 

就職活動といえば、

本屋にしようということは決めていたのですが、

あんまり募集がないので

愛知県まで出向いたことがあり、

そこのお店で「風の谷のナウシカ」の7巻セットの箱本を買いました。

 

20010009784192100106_1

徳間書店 3443円 2003/10/31発売

97841912100106

 

ナウシカはアニメで見ていましたが、

原作は1冊300円台の安さで(当時の価格で)

7冊セットの箱になっていたこともあり、

せっかく来たのだからと

買って帰りました。

 

アニメとは少し違う内容で、

これがナウシカの本当の物語なのだというスケールの大きさと

宮崎駿の絵の巧みさに

買って正解と納得でした。

 

その後、本屋で働くようになってから

たびたび地上波で、

毎年、放送されますが、

その放送のあとに必ず、

あの7冊箱セットが

何セットも売れます。

 

時代を超えた作品の素晴らしさなのでしょう。

アニメしか見ていない方には

是非この原作は

読んでほしいと思います。

 

また当たり前ですが、

放送が終わってのちは

まったく売れなくなるので見事です。

 

大阪で内定はもらいましたが

いきなり家を借りて関西でというのは

現実的ではなかったので

岡山で就職することになり、

こちらブックランドあきばでお世話になる

こととなりました。

 

2019年11月4日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

ご無沙汰しております。

 

新しく事務作業の効率化のため、

なれない

パソコン作業に没頭している間に

ブログの更新に3ヶ月も

間が空いてしまうという事態になりました。

 

その間、体重が少し増えたので

休日は3,4時間、約15キロほど歩いて

減量目指しております。

 

最初の日はそれで1.5キロも痩せたので、

これはなかなかやる甲斐はあるかもと

ただひたすら歩くという

修行にも似た行いを黙々とこなして、

自分の忍耐力を試してみております。

 

もうすぐ毎年恒例の健康診断も迫ってきてますので

無事クリアするためにも

70キロはきっていきたいと思っています。

 

健康診断といえば

もうひとつ、

血圧が毎年高くて、必ずはかりなおしをさせられるのですが

何度やってみても、

病院ではまともな数値が出たことがありません。

 

ただ家で血圧をはかってみると、正常範囲内におさまるので、

自分の体質が、

緊張しやすいから、病院で測ると高くなるのか

もしくは病院の機器は、健康意識を厳しくするために通常よりは

少し悪い数値が出るように設定してあるのかなど

邪推してみたりします。

 

本屋で働いていると様々な健康の本が発売されていて、

最近の健康ブームもあり、本の売れない時代にも

根強いジャンルとして確固たる地位をきずいています。

 

わたし自身は、目は小さい頃から、

人より、見えなくていいものも

見えるくらいに良かったので

眼鏡やコンタクトの方の大変さは

はた目に想像するしかできません。

 

そんな人におすすめの本がこちらです。

 

9784594614478

扶桑社 990円 2019/8/19発売

9784594614478

 

良く売れているみたいです。本屋のブログなので

少し話題のものも紹介させていただきました。

 

さて前回に続き、わたしの子供時代に衝撃を受けた作品で

忘れてはいけないものは、

やはりあの名作、「タッチ」です。

 

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この作品のすごいところは、なんと7巻目で親しみが湧いてきた

主役級キャラクターが、突然交通事故で死んでしまい、

この世からいなくなるという

とんでもない展開をぶつけられたことです。

 

子供なので、本当に身近な人が、突然いなくなるという経験を

ほぼしていなかっただけに、

受け止めきれない現実のリアルな重みを痛感しました。

 

今になって半世紀も生きてくると

死別ではなくても、あれほど親しかった相手と疎遠になったり

連絡も取らなくなったり、

出会いと別れが繰り返される人生の寂しさと喜びを

身にしみて感じる年になりました。

ただ子供には、本当に衝撃の作品でした。

 

先日、王様のブランチでも紹介されていましたが、

辻村深月さんの100万部以上売れた「ツナグ」の続編が

10月に発売されたようです。

 

死者ともう一度だけ会えるという設定の小説で、

死別つながりで思い出したので書いておきます。

 

わたしは前作は映画館で

松坂桃李主演の実写版を見ました。

感動しました。

 

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新潮社 1650円 2019/10/8発売

9784103283232

 

こちらの小説もおすすめです。

特に前作が気に入った方は是非に!!

2019年8月12日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

お久しぶりです。

 

ブックランドあきばです。

 

今年の5月31日に高島店、

7月21日に倉敷大高店が閉店となり、

これですべてのあきばの実店舗が

なくなってしまいました。

 

高島店が11年、大高店が32年、

それぞれに重みのある時間を

地域の方々と

共有させていただきました。

 

ここでかんたんに

自己紹介させていただきます。

 

この日記を書いている私自身、

これまで大高店で

勤務させていただいておりましたが、

閉店に伴い「宅くん」のメンバーに

加わることになりました。

 

実店舗とは違った業務を

少しずつ日々吸収させてもらいながら

勉強させてもらっています。

 

この日記ではわたしが

「あきば」で過ごしてきた時間と

その間に起きた出版業界のこと、

本というものとのつながりなど、

私の人生を通じて経験した本について

書かせていただこうかと思っています。

 

さて、歳は今年の8月で

40代後半(?)になります。

 

阪神大震災の起きた年に

1年長く通った

関西の大学を卒業したあと、

もともと実家のあった

岡山で就職しました。

 

そこでお世話になったのが

「ブックランドあきば」です。

 

当時はバブルがはじけた直後で、

いわゆる就職氷河期と

呼ばれたような時代でした。

 

自分の親は製薬会社の

大手に勤めていて、

就職に関しては

かなり意見の食い違いがありました。

 

留年してただでさえ

不利な立場でしたが、

大学は関西でまあまあ有名な

私大だったこともあり、

ベネッセの就職試験で

最終の東京まで行けたこともありましたが、

落ちました。

 

親のコネで医療系の企業の

面接も受けましたが、

どこかしっくりとこず

それが相手にも伝わったの

かそこも落ちました。

 

自分が何をやりたいのか

考えたときに

どうしても本をあつかう仕事を

したいという気持ちが

なぜか強くありました。

 

子供の頃から本が、

特にマンガが好きでした。

おもちゃなどには見向きもせず

本屋で紙のにおいを

かいでいられるのが幸せでした。

 

 

0001151053

 

 

秋田書店がサンデーコミックというのを

出していた時代で、

「サイボーグ009」や「仮面ライダー」など

本屋さんで、今とは違って

シュリンクされていないマンガが

つみあがって置かれたのを

みると無性にワクワクしたことを

おぼえています。

 

初めて好きになった女性キャラクターは

「CAT’S EYE」の瞳です。

 

 

56-2

 

 

子供の頃は感受性が強かったのか

最終巻を読み終えたとき、

もう俊夫と瞳に2度と

会うことはできないのだという現実に、

寂しくてつらくて苦しくなりました。

 

本当につらくて

そんな気持ちになったことは初めてでした。

 

これが喪失感というものだと学びました。

 

今では考えられませんが、

それほど一つの作品とキャラクターを

心から愛することができした。

 

いつか自分もそんなふうに

人の心を動かせるような物語を

生み出してみたいと思いました。

 

たぶんそのあたりのことが

自分が本というものに

強く執着するようになった

起源なのだと思います。

2019年6月5日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

更新遅くなりました。

 

 

4/3のブログにも書きましたがH20年8月より

 

営業してまいりましたブックランドあきば高島店を

 

R1年5月31日を持ちまして閉店いたしました。

 

 

 

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最終日となった5月31日はオープン以来となるほどお客様にご来店いただき

 

営業終了時間の22時には30人以上の残って下さったお客様に見送られて

 

最後は拍手で送っていただけるという幸運の元に、

 

無事11年間の営業を終えることが出来ました。

 

 

 

いままで何店舗も店舗を締めてまいりましたが

 

ここまで愛されたお店は過去になく、

 

改めて来店していただいたお客様並びに

 

お店のファンを増やして下さった従業員に感謝の念に堪えません。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

ブックランドあきばは『雑誌の宅くん』を中心と事業と位置付け

 

今後も邁進してまいりますので

 

今後とも皆様よろしくお願いします。

 

 

 

2019年5月2日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

一日遅くなりましたが

5月1日より新元号 『令和』 が始まりました。

 

 

81253576

 

 

新しい元号とともに書店も変わっていかなければいけません。

 

詳しいことはいずれ報告させていただきますが、

今日は 『 令 和 』 におめでとう!

 

 

2019年1月31日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

CCCといえばTSUTAYAなどを運営しているカルチユア・コンビニエンス・クラブの略称で

言わずと知れた巨大企業です。

 

 

ツタヤ

 

 

 

その中には出版事業もあり、

 

 

『ニューズウイーク』、『フィガロジャパン』、『PEN』などを扱うCCCメディアハウス

音楽雑誌の『ローリングストン』を扱うCCCミュージックラボ

などがあります。

 

 

これらは社名にCCCが入っておりグループ会社とわかりやすいのですが、実はそれ以外でも

 

 

『アニメージュ』、『Goods Press』を発行している徳間書店(スタジオジブリも徳間が設立)

※『アサヒ芸能』も徳間の発行ですが、調べていて初めて知ったのですが、徳間書店の前身がアサヒ芸能新聞社だったのですね!

※設立当時の社長が読売新聞出身だったとのことなので、ジブリ作品を日本テレビ系列で放送するのはそのせいかしら?

 

 

『Ray』、『mina』などの女性誌や赤ちゃん雑誌に強い主婦の友、

※今はKADOKAWAグループのメディアワークスも当初は主婦の友の発行でした。

 

 

Car MAGAZINE』などの車雑誌や所さん系のムックを発売しているやコ・パブリッシング、

 

 

アニメ系に強いアーススターエンターテイメントなどが子会社であり

他にも復刊ドットコム、美術出版社、光村推古書院、トップマーシャル

など多数の出版事業を持っています。

 

 

前に聞いた話(真実かどうか責任は持てませんが)ライフスタイル系の出版部門を集め

代官山ツタヤや蔦屋家電のどとのシナジー効果を狙っているそうだとか。

 

 

まだまだ他の出版社も傘下に収めるかも知れません。

 

 

羨ましい

 

 

2019年1月5日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

新年、明けましておめでとうございます。

 

 

最初は明るい、当たり障りのないネタをと思っていたのですが

年末にとても大きな業界ニュースが入ってきたので

お伝えしなければいけません。

 

 

当ホームページ内やブログの中で、

『岡山は東京より1日遅れの配達地域』

とお伝えしているかと思いますが、

 

どうやらそれが変わりそうとの話です。

 

 

トラック

 

 

ブログでも書いたことはありますが、

以前岡山は本の配達が2日遅れの地域だったのですが、

流通網の整備などいろいろな要素が重なって、

今では1日遅れの地域となっています。

 

 

しかし、昨年、一昨年と運送業者様の過酷な労働環境が

話題になったことを覚えておられると思いますが、

書店へ商品を卸している運送業者様も同様に

慢性的な長時間労働にさらされていて

国よりコンプライアンス(法令順守)違反と

再三指導を受けていたそうです。

 

 

その結果、継続的な営業のためには、

『配送を1日遅らさざるを得ない』との結論に至ったようです。

 

 

まだ細かいことは決まっていない部分があるようで、

未確定なところもあるようですが

予定では 4月1日より 変更となり

『中国地方より以西は東京より2日遅れの地域』

となるようです。

 

 

入荷日については直接お客様に関わる部分で

ご迷惑をお掛けすることになりますが、

業界を挙げての変更となりますので

なにとぞご理解をお願いいたします。

 

 

2018年6月2日|カテゴリー「本(屋)のこと

前々回の続きです

図書カードNEXTは残高確認がとてもメンドクサイって話を書きましたが

他にも大きく変わったことがあります。

それは有効期限が設けられたことです。

図書カード以前は図書券と言う名前で1960年より発売されており、

当時の図書券でも今でも普通に使えます。

kyutosyoken
【過去に発行した図書券】

発売当初は20円券を15枚綴りでバス券や銭湯の入浴券のように切り離す形で

600円から発売していたようです(私もバス券は使ったことはないですが)

※10数年前までは見かけたのですが最近は全く見なくなりました
レジで100円札を見るより珍しいです

tosyoken
【過去に発行した図書券】

その後見慣れた形の図書券へと変わっていくのですが、
偽造問題が発生して模倣しにくい縦にホログラムの線が入った
3代目の図書券へと変わりました。

図書カード

そして現在の図書カードNETXへと繋がる前の図書カードになるのですが、

これが1990年、平成2年の事です。

平成30年の今年から見てもう30年近く前になるのですが、

未だに年配の方は『図書券を下さい』と言って来られます。

すごい認知度ですね。

最初に書きましたが、これらの図書券、図書カード全てに販売期限を設けられていないので

いつまででもお使いいただくことが可能です。

一方、図書カードNEXTは10年間の有効期限を設けられたため

(H30年5月現在に在庫してあるカードはH32年12月31日まで有効なため実質11年以上)

お客様にとっては使いにくくなった気がします。

 近年、音楽ギフトカード(2010年廃止)、文具券(2011年終了)と

大手の商品券がなくなりギフトカード需要は一時的に図書カードの独壇場となっていましたが、

ここ最近はQUOカードの需要も延びてきており、

その危機感からかラジオでCMまで耳にするようになりました。

その危機感があるのならお客様がもう少し使いやすいようにして欲しかったと思うのは

私のワガママでしょうか?

2018年5月3日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

既にご使用の方は気が付いていると思いますが、約2年前のH28年6月頃より

図書カードが新しくなり図書カードNEXTと生まれ変わっています。

 

 

表

 

 

と始まり図書カードNEXTの説明をして変遷へと続けようと考えていたのですが

思いのほか図書カードNEXTが大ネタだったので複数に分ます。

 

 

図書カードと図書カードNEXTは、

 

①図書カード本体に残高が記録されない。

 

②有効期間(10年)が設定された。

 

と2つの大きな変更点があります。

 

 

①は以前のカードのように本体に丸い穴が開いて

使用中のカードか未使用のカードなのか

見ただけで判断が出来なくなったという事です。

 

当然お店で使っているカードリーダーがあれば残高が確認できるのですが、

 

 

リーダー

 

 

現場で、お客様が複数枚出された時は

どのカードが使用中でどのカードから使ってよいのか

わからないという問題が発生しています。

 

 

図書普及協会(図書カードの発行運営会社)は

『自分でもパソコン・スマートフォンで残高が確認できるようになった』と

プラス面を強調していますが、

 

実際に残高を確認するためにはカード裏の右中QRコードを読み取り、

 

 

裏

 

 

サイトにアクセスして

 

 

スマホ  (スマホでの画面)

 

裏面上のID番号を入力した上で、

 

右上のPIN番号部分を削り、

出てきたコードを入力するとうい手順が必要とあります。

 

 

正直、、、面倒くさいです。

 

 

この手続きがあるせいで金券ショップでは買取が出来なかったり

値段が安くなったりしているようです。

金券ショップ対策でしょうか?(笑)

 

 

ただ(普及協会にとって)良いこともあり、

カードが無くてもQRコードがあれば

ギフトとして活用できるので

新たな需要が期待できます。

 

通称:図書カードネットギフト。

 

 

ちなみに新しくなって約2年間経ちますが私は一度も見たことはありません。

 

②以降はまた今度で。

 

 

2018年3月4日|カテゴリー「本(屋)のこと

 

普段雑誌を読む方ならお分かりいただけると思いますが、

日付に関する数字がたくさん載っています。

 

 

491001377066000620      裏表紙

 

 

過去にも似たようなことを書いたことがありますが、

今回は雑誌の日付に焦点を絞って解説したいと思います。

で、その前に注意していただきたいのが

雑誌と書籍ではルールが違う(らしい)という事。

 

 

今回は雑誌に絞っての話となります。

 

 

雑誌に載っている日付に関するものは大体

①発売日、②発行日、③月号(号数) でしょう。

 

 

 

人によって多少の認識の違いはありますが、

①の発売日は雑誌がいつ発売されるのか

の日付と思ってください。

 

 

定期的な発売のある雑誌(定期刊行物)は雑誌毎に標準発売日があり、

毎週及び毎月その日を基準に発売があります。

ただし距離的な問題があり、

東京では発売しているのに

岡山ではまだ未発売と言う事態がしばしば発生します。

 

 

いわゆる大新聞と言われる新聞は東京を基準に広告を載せているので

『A新聞に今朝載っていたから』とお問い合せいただいても

岡山ではまだ発売になっていない

なんてことは日常茶飯事です。

 

 

 

②の発行日とは裏面に小さく書かれてある業界独特の日付です

元々は郵政省に第三種郵便の認可を受ける際、

申告日より後に出来上がりとなってしまうと認可が取り消されるため

安全対策として先の日付を付けていたそうです。

 

他の理由として

 

A.物流が遅かった時代の名残で、地方の書店に到着した時に古い本と認識されないため

B.同じジャンルの本なら新しい日付の本を手に取ってもらいやすいから

C.少しでも長く店頭に置いてもらうため

などの理由もあります。

 

 

発売日(店頭に並ぶの日)と発行日(発売が出来る状態になった日)が

同じ日付になっている本もありますが、

どちらかというと発行日の方が先の日付となっていることが多いです。

 

 

『店頭に並んだ後』に『発売が出来るようになる』

なんてナンセンスなのですが、

先の日付を記載して方が店頭での鮮度が保たれるなどの理由で

出版社が先を競ったことがあり、

 

現在では週刊誌で発売日より15日先まで

月刊誌で40日先までの表記が可能となっています。

 

 

以前からあるような有名なファッション誌などでは

(あくまで書店人にとって)あまり違和感のない

発売日、発行日となっていますが、

新しいジャンルで競争の激しいパズル雑誌などは

いったい何を信じたらよいのかわからない表示になっているのが実情です。

 

 

pazuru

 

 

 

日付の付け方は③の月号表示も同様のルールで付けられており

その為、3月発売なのに入荷する本は3月号、4月号、5月号と

3種類の発売号が存在することになります。

 

日付の付け方の大枠は同じでも出版社ごとで運用のルールが違うため

 

発売日が3月、

発行日が4月、

月号表記が5月

 

なんてことも起こってしまいます

 

 

ファッション誌などは表示されている月号の季節のファッションが

載っているそうなので発売の日付が実際より先でも問題はないそうですが、

普通は『どの本が新しいの?』となりますよね。

 

 

結局いえることは『雑誌の日付は信じるな!』です

 

 

 

 

2018年1月13日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

皆様、明けましておめでとうございます。

 

abstract sunset at sea

 

いまさらですか、そうですか・・・

 

 

新年一発目のネタは何がいいかな?と考えているうちにこんなに遅くなってしましました。

(ゴメンなさい、嘘です、書けなかっただけです)

 

 

 

せっかくなので後で読み返した時に使えそうなネタを!

 

 

※ なぜか改行できません。下記見えづらくて申し訳ありません。

 

 

 

この時期は、「年末年始の入荷はどうなるの?」と聞かれることが毎年多くなります。

個別の本の入荷日は前倒しになるもの、後ろにずれるものと両方あるので、
ひとまとめに「こうだ!」とは書くことは出来ません。
しかし本が入荷する日にちは大体決まっています。
前にも書いたことがありますが、元々地域によって本(特に雑誌)の入荷日は違います。
ここ岡山は《一日遅れ》の地域となります。
それを前提として、例年は
年末 12/30 が最終入荷(日曜でも入る場合があります)
年始 1/4 が初荷となるのが通常となります。
※初荷には毎年恒例の週刊少年ジャンプが入っています
1月22日
原則岡山への入荷は
◆東京の発売日の翌日(問屋の営業日の翌日)入荷する
◆日曜日は運送屋さんが止まるので東京が土曜日発売の本は月曜日入荷
となっていますので祭日でも入荷はあります。(その反対に祭日の翌日は入荷がありません)
それからすると年末の日曜の入荷がある、及び1月3日の翌日の4日に入荷があるというのは
どちらもこの原則からすると異なるのですが、
書店業界と運送業界のせめて年末年始はゆっくりしたいとの思惑が一致して
このようなスケジュールになっています。
昨年はそれが一歩進んで、本来4日が発売(先行が4日、本体は5日)のジャンプコミックが
年末に入荷するという事態が発生していました。
ビジネス街の本屋さんならちょうど良いのだとは思いますが、年中無休の当店のような本屋の場合、
年始に売る本が無いというのはあまり良い事ではなかったように記憶しています。
結局、今年は例年通りジャンプコミックは年明けの入荷となりました。
めでたしめでたし?
ちなみに年明け以降の入荷ですが、取次の営業開始が1/5からでしたので
       1/4 1/5 1/6 1/7 1/8 1/9 1/10
       木  金  土  日 祭月  火  水
取次営業   ☓  〇  〇  ☓  ☓   〇  〇
岡山入荷   〇  ☓  〇  ☓  〇   ☓  〇
と見事に〇と☓が交互でした(笑)
2017年10月10日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

 

リアル書店の方で隠れた売れ筋の一つに登山地図があります。

 

 

当店の近くにも竜ノ口があり、頂上にある竜ノ口八幡宮が受験の神様と知られ、

季節になると大勢の人が登っているようです。

 

 

 

 

たつのくち

 

 

 

 

他にも熊山や鬼ノ城もあり、商品が店頭に無いと『次はいつ入るの?』と結構な割合で聞かれます。

 

 

またこちらではさほど有名ではないのですが、関東では名の通っている

高尾山の登山ガイドも同じ出版社が発売しています。

 

 

 

 

たかおさん

 

 

 

 

つい先日、これらの本を発行している吉備人( きびと と読みます)出版の社長様と

お話しする機会があり、いろいろと登山地図について聞いてみました。

 

 

 

 

 

Q1.すごく売れているのに重版(増刷)が遅いのはなぜ?

 

 

A.登山道は生き物で数年前と今では道が変わってしまっていることがよくある。

気軽に重版してしまうと購入者から『内容(道)が違う』とお叱りを受けるので

あまり重版をしていない。

 

 

 

 

 

Q2.じゃあ、もっと新しい地図を作り直したら?

 

 

A.登山地図は登山会?の人がボランティアで実測(ここ大事!)して作成しているものであり

作るのが大変なためあまり頻繁に改訂できません。

 

 

 

 

 

Q3.なんで岡山の地方出版社がメジャーな高尾山や丹沢などの関東の登山地図を出しているの?

 

 

A.儲からないので、やる人がいないからです。(涙)

 

 

 

 

 

Q4.お客様からの問い合わせが多いのだからもっと値上げしても売れるのでは?

 

 

A.ボランティア方が多くの方に登山を楽しんでもらいたいとの気持ちから

作成を手伝ってくれており安易に値上げを出来ない。   だそうです。

 

 

 

 

普段、話を聞くことが出来ない本を作る側の人の話を聞けて

大変有意義な時間を過ごせました。

 

 

 

2017年9月1日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

 

先週、福山に行ったときに冷たいきびだんごについて少し書いてみましたが、

 

福山に続いて今度は米子に行く機会がありました。

 

 

今回こそは冷たいきびだんごを持って行こうと心に決めて、さあ準備。

 

 

この前の反省を踏まえ製造している山脇山月堂様

http://www.dango.co.jp/

のホームページをしっかりチェックして、岡山駅のサンステのお土産物売り場

(ここは朝7時からオープンしてます)にてゲット。

 

 

 

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1個では¥180なのですが、上の写真の6個入りは¥1240!

180×6は¥1080じゃないの?と思ったあなた!

 

 

この差額は写真の左右で銀色に光っている保冷容器の値段だと思われます。

 

 

前回単品で買った時は「30分ぐらいで食べごろです」と言われたのですが、

今回の6個入りセットは5時間持つとのこと。

 

 

米子まで車で約3時間として楽勝ですね。

後はお届けした先で冷蔵庫にでも保存してもらえれば

いつでもおいしく食べていただけるはずです。

 

 

で同業の本屋さんにお届けしたところ『ウチには冷蔵庫置いてないのよ・・・』

 

 

あわてて食べてもらいました。

 

 

どうもついていないような??

 

 

気を取り直して帰りのサービスエリアでレモン味の生きびだんごを買って

お家で堪能しました。

『『 やっぱ美味しい 』』

 

 

見かけた方は是非!!

 

 

2017年2月3日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

テーマで雑誌の入荷日と書きましたが、Q&Aにも書いてある通りに

岡山県は雑誌の発売日が1日遅れとなる地域になります。

 

 

関東周辺及び関西周辺(具体的な県名は調べていません)は

雑誌に書いてある発売日通りに雑誌が入荷してくることが通常ですが、

地域によって入荷日が異なることはご存知ですか?

 

 

当然中心部より遠くなると運送の問題で1日遅れ、2日遅れ、離島などはそれ以上遅れる地域があります。

 

 

出版社としては出来るだけ早くお客さまのお手元にお届けしたいと思っていますが、

印刷して出来上がって送ってとなると

どうしても地域によって入荷の日にバラツキが出てしまします。

 

 

雑誌に書いてある発売日は原則首都圏を基準としているので、

発売日になっても店頭には雑誌がまだ並んでいないという

ことが発生します。

 

 

雑誌の場合は毎週、毎月のことなのでお客様もご理解されている方が多いですが、

なかなかご理解いただけないのはコミックです。

 

 

週刊連載のコミックでも年に4から5冊、期間で言えば3~4か月に1冊しか発売されないため、

お客様の前回がどのタイミングで発売されたか覚えておられず、

「〇〇コミックはどこにあるの?」と問い合わせをされます。

 

 

間違いなく本屋で一番多い問い合わせです。

※2番目はトイレの場所でしょうか(笑)

 

 

普通のコミックなら仕方ないで済むことも多い(かもしれない)ですが

隣接する、配達日が異なる地域の書店同士の場合は死活問題となります。

これがワンピースなどのビックタイトルならなおのこと。

 

 

それを少しでも回避するために計画誌という制度があります。

 

 

これは出たものから発売していくのではなく、 ” 計画的 ” に全国で同じ発売日に店頭に並ぶように

調整しているものです。

 

 

H29年現在、集英社では上記の「ワンピース」他、小学館では「名探偵コナン」、講談社では「なんでしょう?」

あとKADOKAWAの「よつばと」とか発売されれば全国同じ発売でしょうか。

 

 

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これと同じ計画誌という方法は雑誌でもあり「週刊ジャンプ」「週刊サンデー」「月刊マガジン」「なかよし」「ちゃお」や

女性誌の一部など他にも意外と多くあります。

※自分では読みませんけど「ちゃお」などは発売日より先に入荷している号もありそうです。

 

 

 

2016年12月30日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

平成28年12月31日

 

 

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このホームページにお越しの皆様、1年間お世話になりました。

またこれからお越しになる皆様よろしくお願いします。

 

 

先週及び今週にかけて天候及び運送業者様の人手不足の関係で

一部のお客様へのお届けが少し遅れてしまいましたことをお詫びいたします。

 

 

例年繁忙期の12月、3月は輸送量の増加に伴い全体的に荷物が遅くなりがちのようです。

「宅くん」としても遅延が起きないように業者様に申し入れをしていますが

慢性的に人手不足の地域ではやむを得ず発生しているようです。

申し訳ありません。

 

 

 

話は変わって、今年の12月に関しまして書店業界では新しい試みがあります!

例年は(岡山では)12月30日が最終の本の入荷日であり、次に入荷するのは1月4日

であることが多いのですが、今年はなんと12月31日に本が入ります!!

 

 

年末に休業されるような一部のお店様では迷惑なようですが、

年中無休の当店としては入荷のない期間が短いのは大歓迎です!

 

 

ただし入荷があるといっても本来の雑誌などではなく年末用(内容は年始用?)の特別号が大多数です。

でも安心してください。みんなが大好きのジャンプコミックは入荷します。

 

 

銀魂67、トリコ43、食戟のソーマ22、青の祓魔師18など好タイトルが目白押し。

 

 

正月はみんなで本屋へGO!なのです。

 

 

2016年12月2日|カテゴリー「スタッフのつぶやき

BL(ビーエル)

 

 

 

今日は現代オタク(書店)用語?の解説を少し・・・
最初の頃のブログの中で、当社の説明の文中にブックランドを訳してBLとなってしまい、
とてもマニアックな店と勘違いされると書いたところ、お世話になっている知り合いから
「BL」って何?と質問されました。
書店の中にいると普通に使っている言葉でも、一般的なライフスタイルの人からすると
ちょっと変わったように映るようです。(笑)

 

そんなもんでちょっとだけオタク(書店内)の言葉について少しだけ触れてみたいと思います。
※かなりざっくりとした解説なので『これは違う』とか愛が溢れすぎるまっとうなご批判はご遠慮ください。

 

 

そもそも「BL」とはBOYSLOVE(ボーイズラブ 和製英語らしい)の略で少年(男性)同士の同性愛を書いた漫画や小説の事です。
自分がもう少し若かった頃は「耽美物」「JUNE(ジュネ)※雑誌名」とか、その後「やおい(801)」と呼ばれていた時期もあります。

 

「BL」は女性向けの男性同士のカップルを描くもので、(一部の)男性が読む「ゲイ」雑誌とは一線を画すものです。

 

「BL」に近いジャンルの言葉として「ショタコン(ショタ)」と言われる幼い少年を愛する言葉もありますが
こちらの語源は鉄人28号に出てくる鉄人を操る金田正太郎君(半ズボンの美少年のイメージらしい)から
ショウタローコンプレックと言う言葉が出来てそこから来ているらしいと初めて聞いたときは驚愕した覚えがあります。

 

また他のもネコ・タチとか攻め・受けとかディープな言葉もいっぱいありそうです。

 

 

最近(もう古いかな)ではツンデレとかポンコツとかチョロインとかかなりのオタク用語が

書店内では普通に会話でも使われるようになっています。

しかし私が上記のような言葉を家庭での会話で使うと妻から「若ぶって・・・恥ずかしいから、やめなさい」と叱られます。

 

まだまだ一般の方からすると耳慣れない言葉かもしれません。

 

 

オタク文化の片翼を担っている書店人としては「カワイイ」や「もったいない」のように
世界共通語になって欲しいものです。

 

 

2016年10月28日|カテゴリー「お店でDIY

お店でもDIY

 

 

本来は2つ前のNumLockネタの前に入れるべきだったのですが前後してしましました(orz)

 

 

※この 『 orz 』 は見た目が人が膝を地面につけて頭を下げているように見えることから

謝意を表したり、失意を表したりするときに使われるアスキーアートと呼ばれるものです

 

 

 

世の男性陣のほとんどがホームセンター好きだと思います!(本当?)私も一応男性なので大好きです。

行けば使いもしない電動工具から木材やネジ、便利グッズなどついつい端から端まで見てしまいます。

女性で言えばユザワヤに行くみたいな感じでしょうか(岡山にユザワヤないので勝手な想像ですが)

 

 

ただ単純に見るのが好きというのもありますが、「これ何かに使えないかな」「こういう時に使えるかも」

と想像しながら見ています。

 

 

そんな視点でいろいろなグッズを見ているとしばしばお店で役に立つことがあります。

 

 

書店という商売柄?あまり潤沢に経費が使えないので何かが壊れたとか、

もう少しここが何とかなればといった時にこれなら自分でできるのでは!

と閃くようになるのです。

 

 

基本的には自分でできることは自分でやる!という思いが強く、

(むしろ自分でできることを人にやってもらうのは悪!とさえ思っています)

実際に今までやって来たことを披露することで少しでもお役に立てればと思います。

 

 

社内でも業者に依頼する前にまで私に『できませんか?』とよく言われますし、

飾りつけなどは従業員が自分で工夫してお金をかけず(ここ大事)やってくれます。

※ただし、私個人は圧倒的に美的センスが無いので参考程度に。

 

 

お金をかけられる人は専門家に依頼してください。早いしキレイダヨ!

 

 

具体的な項目としては

 

作る!
直す!
飾る!
掃除!

 

 

但し作業自体は簡単でも専用工具が必要な場合などは自分でやらずに

専門業者に依頼することもままありますが、

最近では工具を貸してくれるホームセンターもあるので

そのあたりは自己判断で!

 

 

こんな感じで、これから実践したり、または思い出しながら書いていきます。

2016年9月30日|カテゴリー「本(屋)のこと

知っていても役に立たない書籍の豆知識

 

 

前回は雑誌のコードについて語りましたが、今度は書籍です

 

 

書籍にも雑誌と同様あるコードによって大まかな種類が分かるようになっています

 

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それはこの部分 Cコード  CXXXX(4ケタの数字) で

 

 

1桁目が販売対象

代表的なものとして

6XXX 小中学参  7XXX 高校学参  8XXX 児童書  9XXX 雑誌扱い

 

 

2桁目が形態

X1XX 文庫  X2XX 新書  X

 

 

3、4桁目が内容 となっています

XX93  日本文学  XX79コミック

 

 

上記より C8293の場合 新書サイズの子供向けの日本の読み物

CX179の場合 文庫サイズのコミック(コミック文庫)

ちなみにジャンプコミックは C9979 と少し説明がめんどうくさい

(コミックには雑誌扱いと書籍扱いがあるから・・・)コードとなります

 

この分類をどこで使用するかというと書籍(一部ムックを含む)にはスリップという商品管理の紙が挟まっており

販売の管理や、スリップを仕分けするときに使ったりします

※最近はPOSデータで販売管理している書店も増えスリップの重要度も減ってきているようです

 

 

日本では書籍は雑誌の流通に相乗りしている形をとっているので効率的で他の国より比較的安価です

 

 

裏話として昔の出版社などでは(今は知りませんが)広告収入で成り立っている雑誌の編集部より

丁寧に本作りをしている書籍の編集部の方が格上に見られていたそうです

 

 

2016年9月26日|カテゴリー「本(屋)のこと

テレッテレッテレ~♪

 

 

本日は、お問い合わせがひっきりなし、只今、血眼であちらの書店、こっちの本屋、そっちのブックストア…、を巡りめぐって、在庫を探しておられる方々が、急増中あの人も、また この人も、欲しくてほしくてたまらない、という大・大・大・人気商品のご紹介です!メモのご用意をお忘れなく!!

 

それでは、いきますよ~~ッ!!!

 

 

まずはじめの商品は、コレッ!!!!

 

「週刊少年ジャンプ」、42号!!!!!

「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が、遂に最終話!巻頭カラーで40年の歴史に幕を下ろします!!!!!!

 

 

つづいては、コチラッ!!!!!!!

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」完結巻、200巻

 

「少年ジャンプ」と同時発売との宣伝文句で、某N●Kの一般ニュースでもトップ級の扱いで報じられましたが、なんとなんと、田舎、もとい、地方都市の岡山では2日遅れでようやく店先に並びました~! 単行本「こち亀」最終 200巻!!!!!!!!

 

 

どんどんいきます、お次は、コレだッ!!!!!!!!!
「国産名車コレクション」新シリーズ、スペシャルスケール 1/24 創刊号

 

『TOYOTA 2000GT』!!!!!!!!!

 

いわずと知れた、ニッポンが世界に誇るサラブレットカーの精密モデルが、創刊特別価格 ¥1299で手に入るッ!!!!!!!!!!

 

 

さらに、コレでどうだ!!!!!!!!!!
新海誠 最新作、長編アニメーション「君の名は。」

 

監督みずから執筆した原作小説を、お手ごろの文庫サイズで!!!!!!!!!!

 

遂に、興行収入100億円を突破したモンスター映画を、見る前でも、見たあとでも、読まぬわけにはいきません!!!!!!!!!!!

 

 

さらに、さらに!
(女ゴコロをくすぐる豪華付録が女子高生を中心に人気バクハツ!「JELLY」!!!!!!!!!!!!)

 

岩田剛典が表紙を飾り、こちらも付録の「AXE BLACK サンプリングキット」
が超~話題、
「MEN’S NON-NO」10月号!!!!!!!!!!!!!

 

 

ア、さて、ここで、皆様に重要なお知らせがございます。

 

 

これら、みーーーんな売り切れ! てます。

 

 

定期購読の申し込みと事前予約が大事です、というお話でした。

 

 

チャンチャン。

 

1周遅れのネタでした

2016年9月16日|カテゴリー「本(屋)のこと

知っていても役に立たない雑誌の豆知識

 

最初の頃に書いた5ケタの雑誌コード(裏面の下部に表記)について参考までに整理してみました!
(普通の人には全く役に立たないと思いますが豆知識としてどうぞ)

 

 

5ケタの最初の数字

 

0、1  月刊誌  最後の数字が奇数の場合は本誌 その続き番号の偶数は増刊誌です
(例えば下二けたが19の場合20が増刊誌コードになります)

 

2、   週刊誌  末尾の1から5までが週を表します、6以降は増刊誌

 

3    週刊誌  ※3の運用は始まったばかり 分冊百科などで見かけ始めました

 

4、5  コミック コミックは雑誌に分類されるものと書籍に分類されるものがあります

 

6    ムック

 

7    ニューメディア(CDやDVDなど)

 

8    直販誌(地元の雑誌)

 

9    PB商品(らしい)
今はレジがバーコード対応なので本屋のアルバイトの人たちも知らない場合が多いのですが、
以前は数字をみて『200円の週刊誌、700円の月刊誌』などと言って読み上げてレジを打っていました

 

この中で6のムックですが皆さんは聞きなれない言葉と思います

 

ムックとは英語で書くとMOOKであり、語源は雑誌のMAGAZINEの『M』と
書籍のBOOKの『OOK』をつなげた造語です

 

特徴として雑誌なのに返品期限がなく長期販売できる。書籍と違い発行部数が多く単価が安価にできる
また原則不可の書籍と違い広告が載せられるなどの(出版社からみて)良いとこ取りの本になります

 

 

使う場面はまずないと思いますが、雑誌の裏を確認したくなりません?

 

 

2016年9月2日|カテゴリー「本(屋)のこと

このホームページにたどり着いたあなた!

 

あなたの周りで本屋が無くなってしまっていませんか?
毎月購入していた本を今度はどこで買おうかと思って思わず『雑誌』『配達』とか調べませんでしたか?

 

そうなんです。ニュースでも目にすると思いますがすごい勢いで世の中の本屋が減っていっています

 

2000年   21,495 店
2005年   17,839 店
2010年   15,314 店
2015年   13,488 店

 

と15年間で約60%(40%減)の店舗数となっています
またこの中には外商(配達)のみの書店も含まれており実際はこの80%程度の書店しか店頭販売していないとみられています

 

これを市町村で見ると(2015年時点)自治体数1718のうち322の約20%の自治体で書店空白地となっています。またこの322自治体のうちの70%が2040年には人口が半減するとされている消滅可能性都市だそうです

 

ここまで書店が減った理由は「本離れ」「中古市場の隆盛」「ネットやスマホの普及」などいろいろ考えられますが、結局は商売として書店が成り立たなくなってきたということです。

 

ただお客様から見れば買いたいときに買えるという普通の環境がなくなっていっていることに変わりなく、今後さらに悪化するであろう環境に少しでも抗うことが出来ないかと提案するのがこの宅(たっ)くんです

 

書いているうちに小難しいことを並べてしましましたが要するに「実在する本屋」が運営する「宅(たっ)くん」を使ってみてください! というお話でした

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