『走ることについて語るときに僕の語ること』
秋晴れの心地よい天気の日には、よくランナーの方たちが軽快に走る姿を見かけます。
宅くんのある岡山市では11月10日に岡山マラソンが開催されます。
私自身は運動嫌い、マラソンなんて最も避けたい競技!という人生をずっと送ってきたのですが、
この本を読むと運動嫌いな私でも走りたくなる・・・という一冊があります。
『走ることについて語るときに僕の語ること』
村上春樹 (著) 、 文春文庫
本書は走ることを毎日の日課としている村上春樹の、
ランニングに取り組む思いが綴られています。
どこの国で執筆しようと、ランニングのルーティーンは崩さない
筆者のモチベーションに感服。
もはや走ることは生活の一部なのでしょう。
そしてまた世界各地の有名なマラソン大会に参加した経験なども面白いのです。
どんなに準備してもうまくいかないときもある。
42・195㎞完走を目指すフルマラソンで、
体がツライときに心の中で唱えるマントラなど、
ランナーの方たちは大きく共感しそう。
(私は読んで、勝手に走った気になっている。)
ランナーを多く見かけるこの季節、
少しだけ自分も走ってみようかな?と思っている方、
そしてランニング愛好家の方々に読んでほしい本です。