第57回目 Number
Number (スポーツグラフィックナンバー)
いわずと知れた、パイオニアにして唯一無二のスポーツ総合誌。
創刊号掲載の故・山際淳司 伝説の短編「江夏の21球」は、あまりにも有名。
日本のスポーツノンフィクションのシーンを塗り替えたと高く評される。
隔週発売。文藝春秋発行、公称13~14万部。
毎号、特集内容が異なり、特定のテーマを徹底的に掘り下げている。
旬の情報の量と質、記事の内容だけでなく、フォトもクオリティが高く、
ライター、カメラマンも広く知られた名が、ズラリと並ぶ。
国内外のサッカー(フットボール)、野球(NPB、MLB)の特集が圧倒的に多いが、
ほかにも、ラグビー、ボクシング、競馬、なども。
最近は、競技人気を反映して、テニスやフィギュアスケートの回も増えている。
2015年には、久々にプロレス(新日)の特集が組まれ、
話題になったのは記憶に新しいところ。
各種連載記事のほか、スポーツ各競技に造詣が深い知識人のコラムなども、
文章力に優れ、読み応え十分。
スポーツ関連の書籍紹介などのページも、見逃せない。
余談だが…、今回のコラム筆者は、上原浩治投手のルーキーイヤー(20勝)の
シーズンオフ掲載記事の、読者プレゼントが、見事当選。超・お宝・サインボールを保持。
ナイショだが。
※前述の短編「江夏の21球」は、現在、
『角川文庫「改版 スローカーブを、もう一球」』、
『角川新書「江夏の21球」』
所載。当店にて注文、入手可能。