お気に入りのお店

 

みなさんはお気に入りのお店がありますか?

 

 

 

そんなに外食するほうではないのですが、

 

何軒かお気に入りのお店はあります。

 

 

 

むしろ行く回数が少ない分、

 

自然と出かけるときは

 

お気に入りのお店に足を運んでしまいます。

 

 

ただ自分が年をかさねるのと同じように、

 

お店のほうも年を重ねていきます。

 

 

あれほど大好きだったお店が閉店するという知らせを

 

ここ最近、何度か経験してきました。

 

 

その理由は経営者の高齢化だったり、

 

病気だったり?謎だったり いろいろです。

 

 

高校時代から30年通った、奉還町の「はぎわら」、

 

ここのカツどん、本当に好きでした。

 

 

あまい味付けとボリュームたっぷりのカツ、

 

ふわっとしていてそれでいて適度にかたまった卵、

 

全部がサイコーでした。

 

 

関西の大学に通っていた時も

 

帰省すればまずまっさきに食べに行ってました。

 

 

岡山のカツどんはデミカツが主流で、

 

卵とじメインのお店自体が少ないです。

 

 

他の県ならもしかして、

 

「はぎわら」のカツどんに似た カツどんに出会えるのかもと

 

夢見たりもします。

 

 

倉敷、羽島の「ラーメン屋敷」 、

 

ここへも20年くらいは通ってました。

 

 

透き通るような東京系のしょうゆラーメンでした。

 

 

先代が「大盛りはないの?」という客に対して

 

全体の味のバランスがくずれるから

 

「ない」といっているのを 何度か見ました。

 

 

味付け卵もよくできているなと

 

素人ながらに感心するほどおいしかったです。

 

 

持ち帰りもできるチャーシューもうまかったです。

 

 

最後に行ったときに

 

また再開されることはありますか?と聞いたら

 

若い大将が「可能性はあります」と教えてくれました。

 

 

 

庭瀬の焼き肉「にしき」、

 

子どもの時から焼き肉と言えばここでした。

 

 

甘めのドロッとしたタレが大好きでした。

 

 

人気で日曜日の夜とか

 

長いソファに順番待ちしたのを覚えています。

 

 

もう食べることができないのかと思うと ショックでした。

 

 

幸いなことに 最後の焼き肉「にしき」については

 

事業継承というかたちで

 

いったん今年の2月末に閉店したものの

 

まったく同じメニューと味で 4月に復活されました。

 

 

あまりの嬉しさに、すぐに食べに行きましたが

 

間違いなくあの味でした。

 

 

ここの石焼ビビンバは、

 

焦げすぎないように 混ぜるのに忙しいですが

 

熱々でおいしくて

 

焼き肉のしつこさを中和してくれるので、

 

一緒に頼むのがおすすめです。

 

 

それぞれのお店の味ももちろんですが、

 

そこで作ってくれてた おばちゃんや

 

若い大将の姿が懐かしいです。

 

 

そのお店の空気を味わいながら

 

同じ場所の同じお店で また食べたいなと思います。