雑誌の入荷日について 2 コロナウイルスの影響
雑誌の入荷日についての問い合わせは本屋では非常に多いです。
というかほとんどがそれというほど、
地方の書店では特に
東京発売日と入荷日がずれることから聞かれます。
1年前から中国地方の岡山は東京発売(首都圏基準)の2日遅れとなり、
姫路までは来ている本がやはり東京発売日には入荷しません。
それどころか2日遅れ・・・(泣)
過去にこのブログで雑誌の入荷日についてとりあげたものが今でも
ページセッション上位にあがるのはやはり入荷日に対する疑問や関心が高いからなのかと思いしります。
雑誌というものにはこれ以外にも合併号があったり、休配日だったり、
さまざまに発売日を変更する要素が存在しています。
したがってうっかりすれば今週のジャンプを買いのがしたという経験話はよく聞かされました。
そしておそろしいことに週刊ジャンプは版元でもバックナンバーを持たない商品であるがゆえに
一度買い逃すとそうやすやすとは手に入れることが難しいやっかいな商品でもあります。
現在コロナウイルスの影響で付録の製作、調達に遅延が発生しており、
付録雑誌の王様、宝島社さんを中心に発売日が変更する雑誌が
いくつか出てきています。
どれも大体1週間程度うしろへ伸びています。
「雑誌の宅くん」では週に1度、毎週木曜日に全国のお客様へ向けて
商品を発送させていただくのですが、このように発売日が動いてしまうと
少し困ったことになります。
Sweet 2020年4月号 表紙画像が間に合っていません(3/14時点)
お客様のなかには、例えば本来12日発売の宝島社の『Sweet』が発売されたら
発送するという契約のお客様がおられるのですが、
今月でいうと『Sweet』の発売日が1週間伸びて19日となってしまったために
当初、12日の木曜日に発送するはずのものが19日にならないと揃わないから
どうするかという事になりました。
個別に対応するしかありません。
雑誌の発売日(入荷日)というものは思った以上に複雑な部分があり、
それを管理して定期的にお客様の元へさまざまな雑誌を同梱して送らせていただくということは
ある種、パズルのようなむずかしさがあります。
雑誌の宅くんでは、月2回コースのお店様の場合、
例えば週刊女性など1、3週目のみ発送だったり、
2、4週目のみ発送だったり
お客様毎に様々なパターンをご用意しております。
これ以外にも月1回のお客様には最新号のみ送るというのもあります。
月刊誌でもいろいろあります。
是非、お気軽にお問い合わせ下さい。