ワイヤレスマウスにはアルカリ電池を使いましょう
3年くらい前から自宅及び会社でワイヤレスマウスを使用しています。
元々は自宅でマウスをカチカチと連打?していると(何をしていたかは内緒で)
奥さんより『うるさい』とのクレームが入り、
静音マウスにするついでにワイヤレス化も実施しました。
使用してみると思いのほか便利なので会社のマウスもワイヤレスにしました。
実は私が左マウスであるため複数の人間で使用する会社のパソコンの場合、
人が変わるたびにケーブルごとマウスの位置を移動させないといけなく
かなりの煩わしさがあったのですが、
ワイヤレスにすることで簡単に移動できるようになりました。
※左マウスと言ってもクリックは右マウスと同じ向きなので
最近の5ボタンのマウスとかは指が届かず使えないためとても残念です。
ワイヤレスと言うことは定期的に電池を交換する必要があり、
基本的には購入に行った先の安い電池を選んでいたのですが、
マンガン電池とアルカリ電池と2種類あり、改めてどっちが良いのだろう?
と疑問に思いました。
いつものように電池について調べてみましょう。
乾電池と言っても思っていた以上に種類があり、代表的なものとして
◆マンガン乾電池 :
使用していると徐々に電圧が低下する。
電流を止めると一時的に起電力が回復する。
微弱な電流でOKな機器や間欠的に使う機器に最適
◆アルカリ乾電池 :
マンガン電池に比して長時間安定した電圧・大電流を維持できる。
電流を止めると一時的に起電力が回復する。
大電流で連続使用する機器に最適。
◆ニッケル乾電池 :
初期電圧が一般の乾電池よりも高く負荷をかけてもそれを維持するため、
特に消費電力の大きな機器で実力を発揮する。
◆リチウム乾電池 :
大容量で大電流を維持できる。
極めて自己放電が少なく長期間の使用に耐える。 by : wiki
とあり、
機器ごとに適しているのは
◆マンガン乾電池 :
テレビやエアコンのリモコン、時計、懐中電灯、携帯ラジオ、インターフォンなどの間欠的な動作を行なうもの
◆アルカリ乾電池 :
CDプレイヤー、ポータブルDVD、デジタルカメラ、ラジコン、シェーバーなど大きな電流で連続動作させるもの
◆ニッケル乾電池 :
デジタルカメラ(コストパフォーマンスではアルカリ乾電池以上だが、
他に使用に適した商品が少なく現在は衰退傾向)
◆リチウム乾電池 :
出力モーターやデジタルカメラなどからカメラ用ストロボなど
となっていました。
パッと読んだ感じ、ワイヤレスマウスには『マンガン乾電池』と思ってしまいましたが
よくよく調べてみると
アルカリ電池には
【電圧が降下すると機能に影響したり動かなくなったりする機器に適する】ともあり
ワイヤレスマウス&キーボード・ワイヤレスマイクなどはここに当たるようです。
結論 : ワイヤレスマウスにはアルカリ電池!
豆知識
◆アルカリ電池とマンガン電池の併用はNG ※発熱、液漏れ、破裂の原因に
◆電池の取り換えは全部まとめて ※古い電池の影響で電池が弱まる
マンガン乾電池とアルカリ乾電池は使用目的によって使い分けるのが本来の使い方ですが、
メーカーの宣伝戦略よりアルカリ乾電池=高価だけど長持ちと言う認識が広まってしまい
マンガン < アルカリ と勘違いしている人も多いそうです。
その上アルカリ乾電池の価格が下がったため値段差が少なくアルカリ電池の下位互換と
勘違いされているマンガン電池を置かない販売店も増えているそうです。
案外使い分けが難しくなっているようです。