オリジナルラック

オリジナルラック

 

 

昨年、事務所を引っ越した時に少し困ったことがありました。

 
コピー用紙を置く所がないのです。

 
ないといっても狭くてないという訳ではなく座りの良い場所がないのです。

 

 
コストの関係で10(5+5)冊(5000枚)単位のもの

(実店舗で文具を取り扱っていますが仕入れ価格より安いのです。品質はそれなりですが・・・)

を注文しており、かなり場所を取ります。

 
そのままおくのもあれだし市販のラックもなかなかピッタリのものがないので、
それなら作ってしまえとなりました。

 

 

想定する基本の使い方から

 
◆置き場所は事務机につけて使うので、高さ(H)は机のサイズ。
◆当然コピー用紙10冊セットを置く前提なので幅(W)、奥行き(D)はこの箱サイズ。
◆強度及び安定性を考えて間に棚を2枚つけることにしました。

※室内で使うので当然材料は安くて加工しやすいMDF材。

 

 
次は設計図、上記より

 

 

◆木の厚みは強度と計算しやすいという理由で15㍉厚を使用。
◆H700㍉
◆W(入れる段ボールの箱の大きさが430㍉なので内寸が440㍉以上)で外寸470㍉(440+15+15)
◆段ボールの奥行きに近い木のサイズでD300㍉

 

 

が完成予定Rがない漢字の月のような形。
※段ボールをのそのまま入れれるように底板は付けません。

 
◆甲板(天板) 470×300
◆横板×2枚 (700-15=)685×300
◆棚板×2枚 (470-15-15=)430×300

 

となり、470+685+685+430+430 で 合計2700
ホームセンターで売っている木のサイズ1800と900とピッタリ!

 

 
あとは買ったとろで希望するサイズに切ってもらい組み立てます。

 
※同じ形のものは別々に切ってもらうのではなく重ねて切ってもらったほうがサイズにバラツキがでません。
※木なので切ってしまうと1㍉から2㍉程度小さくなってしまうのはご愛敬!
ホームセンターでは無料で切ってくれるところと1切りいくらとのところがあります。(有料といっても安いですが)

 

 

そして作業開始

 

 

まず横板に棚板が来る場所を印をつけます。

 

 

次にネジ釘を入れるところ(甲板と横板)に下穴を開けてます。
※木の密度が高いので開けないと縦割れをしたり釘が曲がったりする場合があります

 

 
最後に組み立てます

 

 

※ネジの頭部の形は平べったいサラ型(フラスコを逆にした形)を推奨。
このまま組み立ててしまうと、釘の頭の部分が飛び出し引っかかるのでここで一工夫!

 

電気ドリルの頭を鈍角のプラスのドライバーにしてそのまま下穴を少しだけ削り溝を作ります。
これでネジもきれいに収まります。

 

 

そして完成!!

 

 

ラック

 

 

出来はそれなりですがとても使いやすいです。