本の旅日記その4

 

 

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講談社文庫  各682円 2004/9/15発売

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私が大学生くらいの頃、

それぞれ赤と緑のクリスマスを連想させる

鮮やかな色の表紙で

上下巻が発売され、爆発的に売れました。

 

持っていると

おしゃれなアイテムという感じがしました。

 

高校時代に友達からすすめられて

村上春樹の作品は

「羊をめぐる冒険」や

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」など

かなり読みました。

 

羊男がいろんな作品に登場してくるのが

面白くて、謎めいたところに興味が湧いて、

はじめて漫画ではなく小説というものの

魅力がわかりました。

 

普通の文学作品?、というか

これはなんの比喩なのかという

深ヨミをさせる書き方に

まんまとハマりました。

 

人からすすめられてよかったものといえば

本だけではなく

音楽では中学の頃、渡辺美里にはまりました。

渡辺美里

特に「言い出せないまま」という曲の入った

アルバムは死ぬほど聞きました。

 

今、聞いてみてもいいです。

 

世の中にはいろんな情報が

あふれていますが、

本屋をやっていてよく耳にしたのが

何が面白いのかわからないから

何を買って読んだらいいのかわからないという

声でした。

 

もちろん人それぞれに好みなんて

180度違って

当たり前なので

万人におすすめできるものなんて

ないと思います。

 

しかしそれでも時に

人に勧めてもらったもので、

音楽でも本でも

すごく大好きになるという経験をすることってあると思います。

 

大好きな相手からすすめられて読んでみたものとか

なおさら、別の意味で思い入れが入ったりもします。

 

自分では絶対に選ばなかったはず、すすめられないと

出会わなかったなというものに

心底、感動するということは

本当に素晴らしい体験だと思います。

 

現在「雑誌の宅くん」では

法人様だけではなく、個人のお客様とも

お取引させていただいております。

 

これはまずは、お店で定期購読をしてくださっていたお客様と

スタートさせていただきました。

 

みなさま好みはやはり千差万別で

模型を組み立てるデアゴスティーニのパートワークの好きなお客様、

アイドル系のグラビア雑誌がお好きなお客様、

ウルトラマンなど特撮に目がないお客様、

自分の好きなジャンルのノベルス、文庫、コミックなど

あわせると月に50冊以上買ってくださるお客様など

いろいろおられます。

 

そのようなお客様とは電話などでやり取りしながら

ご要望をお聞きして、注文手配し、

時々は、こちらが気づいた情報なども

紹介させていただいたりしております。

 

なじみの近所の本屋で話をするという感覚で

お問い合わせしてみてください。

 

興味を持っていただければ

嬉しく思います。