本の旅日記その5
2019年も残すところ
あとわずかとなりました。
今年の出版業界、特に書店では
いいニュースはあまりなかったのではと
思います。
特に年末にF図書さんが岡山でも
店を閉めるという事があり、
少なからず驚かされましたが、この業界で
長く働いてきて、あらためて世の中の不思議さを
体感しました。
F図書さんが出店する前に同じエリアには
あきばの浦安店を含めて他にまだ
3店舗、書店がありました。
その後順番に閉店して、
今回、F図書さんが撤退すると
このエリアの書店は当然ながら
なくなります。
本屋に行きたければ
少し離れたところまで行くしかありません。
実は以前にも
西大寺で同じようなことがありました。
その時はA電器店とB書店が
ホームセンター跡地に
複合店舗として出店しました。
その後、あきばの西大寺店が
閉店しますが、
数年後にはA電器店が不採算を理由に撤退すると、
単独経営は無理という事で
B書店も一緒に撤退しました。
このときも書店がそのエリアから
なくなりました。
本を近くの書店で買うということが
無理になりました。
世の中は色々な事情や
目に見えない力で
動いています。
勉強させていただきました。
さて2019年今年のベストセラーが発表されました。
第1位は
樹木希林「一切なりゆき」
文春新書 880円 2018年12月発売
9784166611942
タイトルがすべてを物語っていますね。
上を向いていきましょう!!
近くに書店がなくて
お困りのお客様、
よろしければ雑誌の宅くんを
便利に使ってやってくださいませ。