発想の転換

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PHP出版の児童書の女性編集者が、

 

若いころ、図書館で勉強のために、

 

大量の絵本を読んだところ、

 

あまりの名作ぞろいに、

 

これに負けない本を

 

果たして自分につくれるのかとショックを受けて

 

途方に暮れたそうです。

 

 

しかし発想の転換で、

 

自分は人とちょっと違う

 

変わった面白い本を作ろうと決めたら、

 

次々に新しいベストセラーが

 

生まれたという話でした。

 

 

発想の転換というのは非常に大事なのですね。

 

 

この女性編集者の方が

 

手がけた絵本の数々を見て

 

思いだしたのは、

 

当時、店舗のあったころに

 

児童書売り場の担当者が

 

その同じ本の表紙を見て

 

「次はこの本を仕掛けてみる」といっていたことです。

 

 

「理由は?」と聞いたら

 

「絵が面白くて好みだから」と言っていました。

 

 

やはり伝わるものは伝わるんものなのですね。

 

 

その担当者の方も面白い絵本、

 

ちょっとふざけた感じの

 

絵本が大好きでした。

 

 

この編集者の方は

 

新人発掘にも熱心で

 

新しい作家を探すポイントとして

 

絵のインパクトをあげています。

 

 

その人にしか出せない絵の個性が

 

作品の魅力になり、

 

クセのある作品に仕上がるようです。

 

 

こんなふうに何かにつまづいて、

 

なかなか思ったような結果が出せないときは

 

ちょっと立ち止まって

 

発想の転換が大事なのだと思います。

 

 

『押してダメなら引いてみろ!!』

 

 

さんざん同じ方法で苦労したら

 

次は少し手を変えてみる。

 

 

そこにまだ見たことのない

 

突破口を開 くコツが

 

待っているのかもしれません。