去年、弟が結婚して、今年子供が生まれました。

 

 

自分が結婚してないので、

 

両親にとっての初孫になります。

 

 

なので2人とも非常に喜んでいます。

 

 

兄としては

 

弟に対して

 

正直「ありがとう」という気持ちです。

 

 

高齢の両親に初孫を見させてくれて。

 

 

(まだお嫁さんが九州の実家にいるので

 

実はまだ写真でしか見れていないのですが…)

 

 

 

自分は何もしてないのに、

 

なぜか不思議と肩の荷が下りたような気がしています。

 

 

 

弟もほぼ50前での子どもなので

 

この子が20歳になるころには70歳になる計算です。

 

 

そこはやはりこれから大変だろうなと思います。

 

 

男兄弟なので

 

あまり普段から会話をすることも少なく、

 

趣味も弟はゴルフと酒が好きなのに対して

 

自分は家で○○○、

 

まったく趣味も合ってません。

 

 

ただ何かの縁で兄弟として育ち、

 

両親に初孫を見させてくれました。

 

 

(リアルではまだですが・・・

 

・・・・

 

シツコイ?)

 

 

先日、感謝とお祝いをかねて

 

焼き肉をおごらせていただきました。

 

 

まあ男兄弟なんていうのは

 

そんなものなのかなと思います。

 

 

父と母は

 

2人ともすごく口が悪く

 

四六時中、ののしりあいをやってます。

 

 

ただそうかといって

 

仲が非常に悪いわけでは

 

きっとないです。

 

 

こんな風にして

 

日々、退屈せずに余生を過ごしているのかなと

 

思います。

 

 

身近な家族を50年も

 

見てくると

 

昔は腹の立つこともいっぱいあったのに

 

最近はそういうことも減ってきました。

 

 

老齢で耳が聞こえにくくなったり、食事中に咳き込んだり、

 

心配になることも多いです。

 

 

なので

 

今も、昔同様、腹の立つことを言いますが、

 

どこか冷静になっている自分がいて

 

もしかしたら、

 

こんなふうに『厭味』とかいうところも

 

人間の性分というか、

 

持って生まれた個性だったのではと

 

思ったりしてきました。

 

 

そうすると腹が立つことはなくなって、

 

老親をいたわる気持ちに変化してきたように感じます。

 

 

 

父は昔から

 

腹が立つと怒鳴り散らすタイプでした。

 

 

瞬間湯沸かし器というか

 

ワウワウわめく猛犬みたいでした。

 

 

若いころは

 

それがすごく嫌だったのですが、

 

今にして思うと

 

そういう(犬みたいな)個性を持った

 

人だったのだなと思ってきました。

 

 

だから前ほど

 

そのことに影響されなくなりました。

 

 

さすがに慣れたのかもしれません・・・

 

 

 

母はマイペースで人の話を聞かないところがあり、

 

そのせいで、おっちょこちょいな面があります。

 

 

先日、家族でお昼を食べにいったのですが、

 

お店に予約が通っていないという事件がありました。

 

 

もちろん予約をしたのは母です。

 

 

なんと前日の予約で通っていたらしく、

 

しかも来ないので確認の電話を

 

くれたところ、

 

その番号まで間違っていて

 

連絡がつかず、

 

お店側としては嫌がらせと思われたそうです。

 

 

無理もありません。

 

 

普通、ありえないです。

 

 

復唱して電話番号が間違っていないか

 

確認もしてくれたそうなのですが、

 

ボケてちゃんと聞いていなかったのだと思います。

 

 

人気のお店で

 

席もいっぱいで

 

どうなるかと思いましたが、

 

次の予約までの1時間だけという条件で

 

なんとか食事させていただくことができました。

 

 

ホンットに大迷惑な話です。

 

 

だけど悪気はないのです。

 

 

そういう個性を持った人なのです。

 

 

昔から人の話を聞かない

 

自分本位なところがありました。

 

 

そこに腹が立っていましたが、

 

実はそういう個性を持った人なのだから

 

仕方ないのだと腑に落ちました。

 

 

 

最近の弟は自分の都合で予定を変えます。

 

 

先日も

 

晩御飯を一緒に食べるということで

 

実家で家族で待っていたのですが

 

待てど暮らせど

 

いっこうに現れないという日がありました。

 

 

雨も降っていて

 

原付で会社に通っているので、

 

事故にでもあったのではと

 

老親2人は

 

心配していました。

 

 

 

結局、後で聞いたところによると

 

雨なのでやめたということでした。

 

 

自分で来ると言いだしておいて、

 

もっと早めに連絡してほしいところです。

 

 

こっちが心配になります。

 

 

この他にも割とくるくると

 

自分の都合で

 

予定を変えるところがあり、

 

まわりを振り回すのですが、

 

考えてみると

 

これも弟の個性に違いないのだと思います。

 

 

子どものころはどんくさくて、

 

よく自転車で

 

ドブに一人で突っ込んだりしていました。

 

 

その個性と同じで

 

悪気なく

 

思いついたら

 

すぐに予定を変えてしまうタイプなのだと思います。

 

 

 

こんなふうに、なぜか最近一歩ひいた目線で

 

冷静に家族を見るようになりました。

 

 

そう言っている自分も

 

おそらく家族から見たら

 

自分勝手なとことか

 

たくさんあるのだろうなと思います。

 

 

何かの縁で一緒に

 

過ごすことになった家族だから、

 

いがみ合わず、

 

存在に感謝して

 

おたがいこころ安らかに過ごしたいと思います。

 

 

年を取るということは

 

こういう考え方にも変化が起こってくるものなのですね。