本の紹介・「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」
集英社「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」
麻布競馬場 1.540円
twitterで反響を呼んだ
ショートストーリー集ということです。
twitter発というのも時代を感じさせますね。
表紙の「東京に来なかったほうが幸せだった?」
そういう物語たちが詰まった1冊です。。
登場人物の故郷が岡山の話があったので
同郷でもあり、
目にとまったので
取り上げさせていただきました。
自分自身も東京ではありませんが、
大学は関西の都会でお世話になったところも
共通していました。
ネットで「中流の悲しみ小説」と評される内容で
グッと引き付けるものがあります。
明るい内容ではないですが、
淡々とテンポよく、
客観的に描かれているので、
読みやすくはあります。
誰しもどこかの部分で
思い当たるところがあるかもしれないです。
人生というのは
振り返ってみるとそういうことだったのかみたいな・・・
たまにはこういう考えさせられるものを
読んでみるのもいいと思います。
興味を持たれた方は是非ご一読を!!
ある作品は現代版「人間失格」のように感じました・・・